ブレスの時に音がする人いませんか?

けっこう見かけますよ…


管楽器奏者は呼吸が要!身体の仕組みを理解して

不調や痛み、怪我なく、ずっと音楽活動を楽しもう!

アレクサンダーテクニーク教師の手塚由美です。

右矢印はじめての方


どうして音がするか?というと、声を出したり歌ったりしている時は声帯(逆V字が声帯靭帯です)は閉じています。閉じた間に息が通るから声になります。




{C63E6736-F2C8-4EE7-AAC9-1821C623C595:01}



声帯を閉じたままブレスをすると音がします。


これはブレスの時も
声を出す筋肉をずっと動かし続けている
という事です。




ラーメンをすする時も同じ事がおきています。

ラーメンすすった後に
息を吐く必要はありませんよね。

もともとすする時は
そんなに息は入ってきていないからです。




そしてブログにも何回も書いていますが
楽器を吹く時にブレスで音がする場合は
頭を脊椎の方へ押し下げて
プレッシャーをかけている事が多いです。



なぜなら喉が力みで
ずっと緊張しっぱなしだから
AOジョイントの押し下げも起きている。



どうしてこれが管楽器奏者に多いのか?



もしかすると、
指導者が生徒さんの前で
大きくブレスをする事を要求する時に
ブレスをする時に音をわざとさせて
ブレスを音を立ててることで
ブレスをしていることがわかるように
指導しているからでないでしょうか?



それを見た生徒さんが
そのままマネをしてしまうと
ブレスで音をさせてしまうのではと思います。



ブレスの時に出る音で
出だしを合わせたりする指導者も
いる気がします。



ブレスをするのに音はいりません。



そして実際は息を吐いたら
吸おうとしなくても勝手に入ってきます。



実験①息をゆっくり吐いて吐ききったら
       ②息を止めて
       ③少し置いて腹筋をOFFにしたら息が勝手に        
          入ってくる。



ねぇ、入ってくるでしょ?

息は吸いこもうしなくても吐いてー、吐くのをやめると(腹筋をOFFにする)入ってきます。




また、いつもフルブレスで吹く習慣のある人
肺にたくさん息が残った状態では
ブレスをしても息は入ってこないばかりでなく、横隔膜や腹筋が緩めない
という状態になっていますよ。


ずっと筋肉スイッチON状態です。



ぜひ必要な分だけのブレスをしましょう。



音楽家のための呼吸講座や緊張対策講座を開催しています!


■レッスンメニュー


右矢印レッスンメニュー詳細と申し込み

 

・対面個人レッスン

・オンラインレッスン

・動画でアドバイス!レッスン



image
image


手塚由美のホームページ