それでは、購入したFRPベースを使って張替えをしていきます。
今回はその前の下準備です。
まずはこれ!
ホームセンターで購入したモールです。
通常鉄ベースのシートの場合、ベース先端をモールで保護してやらないとシート皮がすぐに擦れて破れてしまいます。
特別なものは必要ないのでホームセンターで購入できるようなもので十分です。
しかし、いざ作業を行おうとしましたら、このFRPはかなりの分厚さがありまして付けることが出来ません。
いつもそうですが、肝心なことをちゃんと調べずに購入するので無駄な買い物ばかりしてしまいます。
これほどの厚みがあるのならモールは無くても大丈夫でしょう。
ベースに元のクッションを乗せてみます。
底面の形状には問題なさそうです。
後ろ側はジャストフィットでしたが、フロント側は少しクッションが大きいようです。
レザーの形状もこのクッションと同じのはずなので、ベースに合わせてしまうと皺が出来てしまう可能性が大きいですね。
レザーを引っ張り気味でシートにゆとりが出ないようにしたい為とりあえずこのまま作業を進めます。
逆にフロントの中央部分はクッションが足りません。
ここも、押しつぶされることにより丁度良くなるのかもしれません。
そうは言っても、作業を始めてから修正するのは面倒なので、先に対処しておきます。
特に座るところでも無いので、このように適当なスポンジ材を貼り付けて厚みを調整しておきます。
後、購入したのは、デイトナが販売しているシート用のビスです。
これはフォアの大事な要素ですので、シートデザインがどうであろうと残したい部分ですし、そもそもレザーに穴が空いてしまっているのでなしと言うわけにはいきませんね。
シートピンとしてレプリカ品が販売されていますが、そんなに違いはありませんし、そもそも2~3倍近い金額です。
大きさや質感共に問題ないと判断しました。
そして最後は防水シートです。
クッションとレザーの間に挟みます。
これが無いと雨の日乗ったらとんでもないことになる事を想像するのはたやすいですね。
これにて準備完了です。
実作業に入っていきましょう。
それでは、また。