この辺りから鳴るコトコト音。
思い付きで色々試してみましたが、全く変化なし。
元々車両を購入時には鳴っていなかった音ですから、適当に作業をしていればいずれ鳴りやむだろうと簡単に考えていましたが無理でした。
今日はじっくり腰を据えて対策を考えました。
まず、どこから鳴っているかを特定します。
運転している時に感じるのはまさにこの画像付近なのですが、当然運転中なので特定できない。
娘に乗ってもらって確認してもらったもののどうも的外れな指摘で分かりませんでした。
グローブボックスの真上辺りのダッシュボードを押してみます。
すると“キュッキュッ“と小さな音が鳴ります。
私が助手席に座って押す程度の力で鳴るのですからそこの対策が出来れば解決すると思われます。
私が疑っているのは、下の3つ。
①グローブボックスの固定力の弱さによる音の発生
②画像のカーボン調のパネルの振動による音の発生
③エアコン吹き出し口の振動による音の発生
耳を当てて同じようにダッシュボードを押してみると③のエアコン吹き出し口からなっている模様。
どうやらそれは間違いなさそうです。
しかし、それは2次的な問題で①や②が原因の場合も考えられますのでゆっくりやっていきます。
方法としては簡単、①から順に取り外して走行して音を確認します。
①のグローブボックスは変化なし。
②のパネルも追加で外しても変化なし。
③の吹き出し口を外したら・・・・音の発生無し。
やっぱり吹き出し口が原因のようです。
でもここで直ぐにジャッジしません。
今度は逆に吹き出し口以外を戻して音を確認します。
②のパネルを戻しても音無し。
①のグローブボックスを戻しても音無し。
結論です。
原因は③のエアコン吹き出し口に決定。
特定できただけでとても清々しい気分です。
さて、対策をしていきますかね。
その前に、エアコンの吹き出し口の取り外し方ですが、色々と方法は多くの方がネットに記載されていますので細かくは省略。
この車両の場合は黒いピアノブラックの化粧リングを取り外します。
一応傷防止の為のマスキングテープをしておきます。
固定は4か所の爪で止まっていますが、内装剥がし等を突っ込んでこじってやれば外れます。
その後はネットなどで検索すれば出てきますので省略いたしますが、私は化粧リング同様にこじってやって取り外しました。
外れると車両側はこんな感じ。
ここでも焦りません。
先にこの状態で音が鳴らないことを確認していますので車両側に問題は無し。
と言う事は外したエアコンの吹き出し口が怪しいのですが、手に持って強く振ったり少し叩いたりして音がしないか確認しますが、音がすることはありません。
と言う事は吹き出し口がここに収まると鳴ると言う事。
隙間を埋めるか何か対応が必要なようです。
しかし隙間に何かを対策するようなスペースはどう考えても無い。
どうしようかと外した吹き出し口を見るとこのようなものが貼られています。
触るとこのテープは滑りを良くしている模様。
メーカーがここに貼っているという事はここの滑りを良くすることが音の対策なのだろうというのが私の結論。
そして、経年劣化により滑りが悪くなったのだろうというのが判断。
で、テープを張り替えると言う事も考えましたが、面倒ですし貼られているのが布テープなのでここに自転車のチェーンルブを染み込ませることとしました。
私が使っているのはドライタイプなのでサラッとしていますし匂いも特にないので問題ないでしょう。
1回戦目として、ルブを染み込ませて元に戻します。
さて結果は・・・・”音無し”
そう!
見事に音が鳴らなくなりました。
良いじゃないですか。
少し長めに走行しましたが全く音はしません。
意外にも簡単に解決しましたね。
でもここでも焦りませんよ。
化粧パネルが原因の場合も考えられますよね。
そこで適当なスポンジを間に挟むような形で元に戻してやりました。
もちろん音に関しては大丈夫でしたよ。
これでやっと長年の気になるポイントが解消されました。
この辺りから音が発生することが結構あるそうなので皆さん試してみては。
それでは、また。