今回のシンガポールは私の再起のキッカケになったサプリメント販売のお仕事の研修が目的でしたが、ここではアジア各国（韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシア、インド、タイ、フィリピン、トルコ、オーストラリア、ニュージーランド）の起業家が集まりまりました。
肌の色や髪の毛の色も様々、宗教さらには文化もまったく異なった人たちが集まったミーティングは色々なインスピレーションを与えてくれるものでした。
例えば、インドといえば経済の急激な成長で知られていますが旧来のカースト制度がまだまだ残っている国でもあり、底辺層の人たちの起業は非常に難しい状況があるようです。
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そんな中でバラックのような家から、立派な家に住みクルマも所有するような生活に人生を変えた人の話や、学歴や経験がまったくない台湾の山岳民族の女性（ここにも差別社会がある）が不景気で会社を解雇され、無一文状態の中から再起するストーリーを聞いて「人生を変える！！」ための【鍵】みたいなものが「万国共通にあるな！！」って思えました。
その【鍵】が「絶対に！！」という”強い決断を伴った想い”です！！
私自身も15年前に震災で被災し全財産と仕事を失いホームレスみないな状況になった時に、とにかくその状況から抜け出したい気持ちがイッパイでした。
とにかく「絶対にこの状況から抜け出す！！」とい気持ちが体中に充満していました。
だからこそ、普通の状況の人には見えなかった”チャンス”を見つけることが出来、結果的にそのチャンスを生かすことが出来たのだと思います。
まさに、”道に落としたコンタクト”を見つけるようなものですね(^-^)
「この辺にある！！」「絶対に探す！！」って思って探している人には”落ちているコンタクト”は見えますが、「コンタクト？あるかもしれないね・・」って思っている人には"見えない”のと同じです。
不景気の日本の中で多く人が「この生活（経済的な制約）をなんとかしたい・・・」って思っています。
しかしその中で多くの人が「チャンスが手の上に乗ったらイイのに・・・」って感じで、偶然のラッキーを待っているように思うのです。
しかし、残念ながらその視点ではチャンスは見えないし、多少見えても完全に掴むことは出来ないのです。
現在の日本ではラッキーな事に他のアジア各国のような貧困社会は存在しません。
しかし、逆に”本気の人”を生み出せない要素にも成っているような気がします。
奇跡と言われた”戦後の復興”も、まったく何も無い・・・という状況だったからこそ本来、勤勉で知的レベルの高い日本人の真のパワーが発揮されたのかもしれません。
そう考えると、今の日本の再起は「本気で人生を変えたい！！」と思う人がこれからどれだけ日本の中に出てくるかどうか？かかってくるような気がしました。
今回、貧しいアジアの起業家の人たちの話を聞いて改めて痛感したことです。
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