2025年4月5日(土)

 

  曲線のパラメータ表示に弧長を使う表示を弧長パラメータ表示という。

 弧長パラメータ表示では、一般的に初等関数で表れることは少ない。本文で述べた簡単なy=x²の通常の

パラメータ表示(t,t²)を弧長パラメータで表示すると、複雑な式になる。このことから、弧長パラメータ表示は

実用的な表示でなく、理論的な展開のためと思った方がよい。道標構やフルネ=セレの公式は、弧長パラメー

タを用いて展開される。この辺のことについては、古典的な微分幾何学の本、例えば

   中内信光著『じっくり学ぶ曲線と曲面 ―微分幾何学初歩―』(共立出版、2013.0120 第7刷)

を参照にしていただきたい。