2025年8月8日(金)

 

 私は放送大学で、導入科目‥専門科目を含めて次の物理学関係の科目を5科目10単位(重複科目を含めると、5科目10単位)を履修した。

   初歩からの物理学’11  初歩からの物理'22       物理の世界’11

   力と運動の物理’19  場と時間空間の物理’20  量子物理学’21

 十分理解できたかと言われると,自信がない。わからないことも多くて数学ほど自信がない。

 物理学以外にも、理科(自然科学)の科目は地学を中心に多くの科目を学んだ。他大学で理科の実験科目4科目4単位と理科教育法3単位を履修すれば、中学校・高校の教員免許状がとれるくらいである。最も今の私には必要ないが・・・。

 私は、中学校のときは理科が一番得意な科目であった。それが、高校になったらよくわからなくなった。そんなこともあって、高校の理科をよく理解したい気持ちもあって、放送大学で理科関連の科目を多く履修した。

 

 さて、ベクトル解析は、物理学を学ぶものにとって必修である。このブログで取りあげたベクトル解析に出てくる記号と計算方法は、できなければいけない事項ばかりである。例えば、ベクトルの内積は高校数学の数学Cで習うが、ベクトルの外積は高校数学で扱うところは少ないであろう。

 ここで、基本的な3次元の2つのベクトルの内積・外積の計算を示しておこう。

 

 

 

 なお、ベクトルの外積は3次元特有なものである。数学では、ベクトルの外積をあまり扱わずに、次元に依存しない微分形式を用いることが多い。