2025年6月15日(日)
実数aに関して、その整数部分[a](ガウス記号)とその小数部分<a>とすると、当然なことであるが
a=[a]+<a>
となる。したがって、小数部分
<a>=a-[a]
と。こ表すことができる。このことを使った問題が中学数学・高校数学では、例えば次のような形でよく出題されてきた。
問題
√5の小数部分をbとすると、1/bの値を求めよ。
解答
2<√5<3であるから、√5の整数部分は2である。したがって、
√5=2+b ⇔ b=√5-2
となる。
1/b=1/(√5-2)
分母の有理かをすると
1/b=√5+2
である。
(終了)
今回とりあげた神戸大学の入試問題も、基本的には今まで述べたことの延長である。
ちょっと休息
(1)6月15日(日)のFacebook投稿より
先週の土曜日の6月8日に、大阪難波に行きました。まず、法善寺の水掛不動にお参りしました。その後、大阪城に寄りました。
法善寺は、大阪難波駅からそれほど遠くない路地の一角にあります。境内は大変狭いです。
写真の1枚目は、法善寺横丁の入り口です。2枚目は、織田作之助の小説で有名な『夫婦善哉』の店です。そして、3枚目が最も有名な水掛不動です。全身苔がむした小さな仏様です。写真にはとりませんでしたが、その左手に本堂があります。
法善寺は、昭和歌謡の藤島恒夫の歌謡曲「月の法善寺横丁」に歌われたことでも有名です。




