2025年6月7日(土)
本文でも述べられているように、環の定義は、
➀加法については、可換群(アーペル群)
➁乗法については、半群(結合法則の成立)
③左分配法則・右分配法則の成立
が要求される。乗法の単位元の存在や、乗法の逆元の存在は求められない。
今回とりあげる「単位元をもつ可換環」は、ことばのとおり単位元が存在して、可換なのである。可換ならば、③の左分配法則・右分配法則を区別するする必要がなく、単位に分配法則が成立すると言えばいい。
それでは、「単位元をもつ可換環」は体とどこがちがうのであろうか?それは本文の最後に述べられているように、「単位元をもつ可換環」は除法の逆元の存在が要求されていない。体には必要である。
本ブログは,ある代数系を示して、それが「単位元をもつ可換環」であることを証明したのである。
ちょっと休息
(1)6月6日(金)のFacebook投稿より
明日、明後日は、大阪。近鉄桑名駅から大阪難波駅まで7時47分発の近鉄特急、アーバンライナーで向かいます。行きも帰りもデラックス座席がとれました。ゆったりしていくつもりです。
明日は、法善寺と大阪城へ行きます。観光の1日です。2日目の午前中は、試験。午後は大阪難波で2時間ほど過ごしたあと、帰宅します。2日間とも,雨に降られることはありませんので、ラッキーです。



