2024年8月25日(日)

 

 前回とりあげた山口大学の入試問題、

  関数の積に関する定積分の問題 

    ~2024年度前期日程の山口大学医学部・理学部(数理科学)入試より(2024年8月23日)

は、今回とりあげる合成積を意識した出題だった。こうしたこともあって、このブログで合成積を取りあげて

みることにした。

 

 このブログでは、合成積の基本定理(交換法則結合法則の成立)と合成積の計算しか扱わなかった。した

がって、山口大学の入試問題と同様に高校数学(数学Ⅲ)の範囲内である。したがって、今回の内容は数学Ⅲ

を学ぶ高校生でも理解できるだろうと思う。

 高校数学を離れよう。合成積の意味については出典不明(わからなくなってしまった)の文献から引用した

が、深い事項を知りたい場合は次のブログを参考にしていただきたい。

  高校数学の美しい物語 合成積(畳み込み)の意味と応用 

 また、合成積とフーリエ変換との関わりについては

  高校数学の美しい物語 フーリエ変換と畳み込み

  高校数学の美しい物語 フーリエ変換の意味と応用例

を参照にしていただきたい。応用例もあって、わかりやすいブログであると思う。

 

 計算を主体に記述した私のブログを1つの参考資料に加えて、応用数学としての関数の合成積について触れ

ていただきたい。

 

 出典不明・・・わかり次第、明記します

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)学びの記録

 8月23日(金)の1日中、暑くて何もできないので1日中エアコンをかけっぱなしにして家の中で過ごし

ていました。

 午前中に、『枕草子の世界'24』の第11章「論評する清少納言」を聴講した。

 次の5つの項目に分けて、論じられていた。

  1.祭り見物の振る舞い

  2.定子との心の絆

  3.宮廷人の聴覚

  4.文房具と手紙

  5.列挙章段の書き方の変化

 このうち前4つの項目がそれぞれの場での清少納言の論評で、5はそのまとめである。