選挙の前日の今日、高市さんが私の住んでいる文京区の候補者の応援演説に来ると言う情報をたまたまXで見つけました。寒い中、重装備で後楽園駅前まで聴きに行ってきました。

 

すごい人だかり!警察官もたくさん出て交通整理に当たっていました。立ち止まらずに進んでくださいと呼びかけられましたが、誰も言うことを聞きません。とにかく人、人、人。

 

その人気をこれまでは写真やニュースなどで見るだけでしたが、今日は実際を目の当たりにして本物の人気なのだという実感を持ちました。

 

人の多さよりも私が驚いたことは、その演説内容です。文京区のことをよく調べ、候補者の実績とともに非常に具体的な内容を盛り込んだ演説でした。文京区には東京大学がありますから、量子コンピューターなどその科学技術面での貢献について述べたり、日本が培ってきた技術ということで明治以来の老舗の医療機器店などの重要性と保護を強調したり、外国人政策としては文京区の人口の7%を占める外国人の子供の教育についていかに候補者が頑張ってきたかを述べたりしていました。

 

私は選挙カーを正面から見ることはできず(そんな良い場所はとっくにとられてしまっていました)後ろから聴いていたので全部は聴き取れませんでしたが、それでも、具体性に基づいた政策論を展開する高市さんの意気込みが伝わってきました。

 

小泉、安倍の時ですら、私は総理大臣の演説を聞きに行こうなどと思いませんでした。でも今回はせっかく近くまで来てくれるのだから声だけでも聴いてこようと思ったのです。聴衆はどちらかというと若い人たちで、私のような高齢者もいるでしょうが、いかにも高齢者という感じの人は少なかったように思います。中道改革連合(中核派????)なんて懐メロみたいな古い政党はもはや若者や働き盛り世代にはアピールしないのではないでしょうか。

 

安倍以後、もう自民党はダメだと思っていた私ですら、なんだか希望が持てそうな気持ちになってきています。政策論で希望を与えてくれる高市さんの人気が高いのはわかるような気がします。

 

 

私は小説が苦手で、ほとんど読まないという話は以前もここで書いた通りです。

 

ところが最近、少し読むようになりました。

 

94歳認知症義母の介護とか、自分の夫の骨折・入院・手術とその後のリハビリ介助など、とにかく目が回るくらいの忙しさが続いて、ちょっと限界だなと感じ始めた時、心を落ち着けるための読書というのが習慣になりました。読書といっても、これまでのように政治や経済に関する記事を読むというよりは、小説(フィクション)を読むことに楽しさを見出しつつあるのです。

 

文学評論家のHarold Bloomという人が"There is nothing more profoundly healing than reading"と言っているそうです。わかるような気がします。

 

これまで小説を読まなかった理由は、どの作家の文体もどうにも自分に合わない、むしろ読んでいて気持ち悪くなるからです。どんな有名な作家であってもそうなのです。もう、最初の一ページを読んだだけで、とてもではないけれど合わない。もちろん夏目漱石とか芥川龍之介くらい過去に遡れば大丈夫ですが、現代作家はほとんどだめ。

 

そのような中で、安部公房だけは例外的に読めるのです。砂の女は以前読んで、強いインパクトを受けました。このところ、箱男とか燃え尽きた地図とか他人の顔などを読んでいます。

 

なぜ安部公房の小説は読めるのか?

 

おそらく非常にシュールな世界を描いているのにも関わらず、とんでもなくリアルであるからではないかと思います。作品解説みたいなことはしないし、できませんが、一言で言えば、そういうことなのです。

 

しばらく安部公房の小説を読み続ける予定です。

選挙戦が始まりました。いまだに解散の大義などという愚か者がまだいるようですが、とにかく高市さんに勝ってもらいたいと思う人たちもたくさんいます。高市さんを邪魔する自民党議員を落とそう、とか、比例代表で自民党と書くのをやめようとか、おかしな議論も見受けられます。

 

各党党首による政見放送で、最もインパクトの強かったのはやはり高市さんだと思いました。また、街頭演説で高市さんが演説する際に両脇を維新の代表たちが固めていた映像と、高市さんの演説内容は、壮絶なバトルをやっている政治家だからこそ言える言葉であり感動的でした。

 

誰が本気なのかがはっきりわかる選挙戦です。この時点での解散にはずいぶん迷ったようなこと高市さんは言っていますが、高市さんが本気であればあるほど、有権者は日本の将来を誰に託すのかと言う本気の判断を迫られているのであって、私はこのタイミングでの解散総選挙は決して悪くないと思っています。

 

雪が降ろうが槍が降ろうが、私たちは選挙に行くのです。

 

でも高市さん、体は大丈夫なんだろうか?右手にサポーターのようなものをしていました。腱鞘炎だと言う話を聞いたことがあります。満身創痍ではないでしょうか。あんまり食べないようだし。

 

何よりも、旦那さんの介護を自分でやっていると言う話に私は驚愕しています。介護サービスを受けることを嫌がっているそうなのですが、それはちょっと・・・どうなんでしょうか。介護はどんな介護であってもやっている人間から全てのエネルギーを奪うものです。ましてや内閣総理大臣という激務をこなしている人が介護まで全部自分でやるというのは無謀ではないでしょうか。

 

日本を背負っているのなら、介護サービスを利用して欲しい。日本を背負うエネルギーを保つことこそ総理大臣としての義務ではないかと思います。介護は介護する側を蝕む非常に危険なものであるというのが、最近強く感じることです。