最近のコメ不足で、どうやって米を調達しようかしばし考えてしまいます。スーパーには見当たらないから、他の手段を考えるしかありません。

 

農家の直接販売を利用すればいいのではないかと思いつきました。例えば、私がInstagramでフォローしている岩手県陸前高田市のお米農家まーちゃんファーム(@machanfarm)のHPに行けば直接購入することができます。まーちゃん(70代の元教師の男性、9年前に初めて米作を始めたそうです)に言わせると、コメ不足なんてない、米は十分にあるそうです。こうした通販はJAを迂回することになるのかな?

 

ポケマルというサイト(ポケットマルシェという産直の通販)もあって、いろんな農作物を購入することができます。私はラフランスを購入したことがあります。

 

お米は山形県産のつや姫が大好きなので、ポケマルから購入しても良いし、銀座のおいしい山形プラザでも買えます。そろそろ新米も出回り始めるので、今から楽しみ。

 

私たち素人は、自然相手に農作物を育てる農業に憧れを感じるのですが、想像を絶する過酷な労働だということを忘れがちです。まーちゃんも早朝から働きづめで、お嬢さんが健康を心配するくらいです。この間の台風でみのりかけた稲がダメになるのでは無いかと恐怖の瞬間もありました。

 

私の推しの歌姫しおたんの実家(山形県寒河江市)はさくらんぼと桃を作っている農家で、天候に左右されるし、桃は8月の一番暑い中で収穫と出荷を行うので熱中症の危険と隣り合わせです。

 

このような農家さんを応援するには、農作物を買って美味しい美味しいと食べて感謝することなのでしょう。私はさくらんぼや桃を買って応援しているところです。

 

ところで、農業を好きでやっている人たちはとても純粋な心を持っていて、それに触れて嬉しくなる経験をしました。

 

例えば陸前高田のまーちゃんは、酒もタバコもやらない、遊ばない、ひたすら真面目、趣味はお母さんなのだそうです。田んぼからの帰り道、綺麗な花が道端に咲いているのを見つけて、感動し、お母さんが好きそうな花だから持って帰ろう、そして植えて育ててみようと言うのだそうです。自分の妻を大切に思い、育てたことのない植物を育ててみようと好奇心旺盛なところが泣かせる。

 

しおたんのお父さんも似たような純粋な心を持っています。お母さんが大好き。そして桃が大好き。一番大事な本が桃大全集で、桃のことがなんでも書いてあるらしい。いろんな桃を育ててみるのが好き。先日買ってみたネクタリンのSweet Venusがとても美味しかったのですが、これは育てるのがとても難しく、昨年は失敗したそうです。失敗を克服すべく、大事に育てて、今年は見事美味しいSweet Venusができたのだそうです。

 

自分の妻が大好きで、いろいろな農作物を育てようとする好奇心が旺盛なところが農家さんに共通しているのではないかなと思いました。なんだかとっても心温まる話だと思い、今日1日の疲れが吹き飛びました。