政治のニュースにも疲れたし、勝負の世界のスポーツのニュースもしんどい。そんな時がよくあります。

 

emotionalになること(エモくなるっていうんですか?)があまりない私でも、やはり心が揺れて疲れたと感じることが一応あるんです。

 

そういう時はゆっくりと本でも読みたいなあと思いますが、政治経済とかNew Yorkerの政治記事などではなく、美術とか音楽に関する本とか詩などがベストです。

 

でも、家にいるといろんな邪魔が入ってなかなか読書に集中できません。家族からの邪魔だけでなく、自分が自分を邪魔する、つまり、ああ、あれを片付けておかなくちゃとか、銀行預金や支払いをチェックしておかなくちゃとか、そういう細々したことが集中力を妨げてしまうわけです。

 

多くの人がカフェに行って本を読んだり勉強したりするのは、自宅にいるとこのような邪魔が入ってしまうからなのでしょうか?このところ大学の図書館の共同研究室に行っていないのですが、そろそろ場所を変えるべく、読むものを持って行ってこようかなと考えています。でも、近くの大学図書館なのに億劫です。

 

昔、ある教授が、自分が大学院生の時はリュックにたくさんの本を入れて山籠りしたものだ、と自慢げに話していたのを思い出しました。昔だからインターネットも普及していなかったでしょうね。その話を聞いた時は、あまり関心を持てなかったのですが、もしかしたら、今の時代、1人で山に行って合宿する(表現が矛盾していますが)のも一つの手かもしれません。

 

広島の家(本来、仕事場のはずの場所)に行くときは家族も一緒だから全然集中できません。それどころか、東京にいるよりめんどくさい。ご飯作って掃除して、なんのためにわざわざ来ているのかわからなくなります。家族のことも介護のことも考えずに1人で集中できる時間が欲しい。