7月最初から二日続けて怒りについて書くと、どうにかして心を落ち着かせようとする力が働きます。
朝一番でInstagramに保存した記事は、あの有名なフェルメールのMilkmaidの絵(牛乳を注ぐ女)に関するものでした。現在のテクノロジーを駆使して、下絵の段階でどのように描かれていたかを分析した結果についての記事でした。もっといろいろなものが描かれていたのですが、フェルメールは静けさ(serenity, stillness)を描くために余計なものを背景から消したらしいのです。この絵は本当に見ていて心が落ち着きます。
もう一つの心の落ち着かせ方は、YouTubeです。YouTubeは私の推しの動画を主に見ています。それ以外の大抵の動画(特に大谷さん関係)は週刊誌的な見出しと内容で、最初から見る気も起こらないか、ついつい見てしまってタイトルと中身の不整合に怒りを感じるかのいずれかです。
そんな中で、今日初めて見た動画がとても良くて思わず見入ってしまいました。Barry Galvinさんというイギリス人男性(クリスチャン、ビジネスマン)で、Getting Value from Noting & Notetakingという文言が自己紹介欄にあってなかなかいいなと思いました。
ノート関連のこと、writingのことについてはそのうちHatena Blogの方に書く予定ですが、どのようにノートを使っているかということから彼のライフスタイルがよく伝わってくるので楽しかった。ノートに関するYouTubeはよく見るのですが、どれも「何を書くか」、「何を考えるか」、ということとは無縁の表面的なものばかりで嫌気がさしていたところです。
それにbook haul(購入した本の紹介)が非常に面白かった。紹介されていた本はどれも私の知らないものばかりでしたが、彼がfictionはほとんど読まず、実際に起こった事や人々がそれにどのように反応したかを説明するnon-fictionばかりを読むと言っていたので私と同じだなあと思いながら見ていました。(イギリスの)ケンブリッジには本屋がたくさんあって、その美しい街並みを紹介してくれたりするのも目の保養になりました。
クズみたいな動画が溢れているYouTubeの中で、このように面白い動画を見つけることができて、今日は良い日でした。
心が落ち着きました。
本文とは関係のない写真を一枚。これは近所にあるケーキの自販機です。ケーキは冷凍されています。スイーツなんて、コンビニにいけば結構美味しいものを買えるのに、こんな自販機置いて、誰か買うのかな?試しにと思って買ってみたのは私だけですか?値段がどこにも書いていないのがトリッキーです。一番下の左にあるものを買ったら、750円もとられました。あまり美味しくありませんでした。