Bad debateでした・・・というか、私は実際には見ていないのですが、見る前にソーシャルメディアのタイムラインにはbad, bad, badの嵐だったので見たくなかったし、何よりもトランプの顔なんか見たくなかった。

 

私が驚いたのは、あのニューヨーク・タイムズのeditorial board(編集委員会)が、Bidenは再選に乗り出すべきではなかった、いますぐ選挙戦から撤退し、トランプを敗北させることのできる別の候補者を立てるべきだという声明を出したことです。

 

何、考えているんですかね。気が狂ったとしか思えない。他にも民主党陣営がパニックに陥っているというような報道もありました。Bidenにかわる候補者なんていないじゃないですか。それなのに撤退すべきなどと無責任極まりないことを表明するなんてどうかしています。誰かが、撤退すべきという言葉はトランプに向かっていうべきだとコメントしていましたが、その通りだと思います。

 

こういう時には良識ある人たちの言葉をよく噛み締めるべきでしょう。

 

その第一人者はBarack Obamaです。

 

この選挙戦は、自分の人生を普通の一般の人々のために戦い続けた人物と自分のことしか考えない人間との間の戦いであると述べています。真実を語り、誤ったことと正しいことの区別ができ、正しいことをアメリカ国民に示すことのできる人。もう1人は、自分の利益のために嘘を言い続ける人。

 

この2人の間でどちらを選ぶのか。11月の選挙は重要極まりないとObamaは述べています。Biden自身も選挙戦の中で、自分は歳をとっているが、I know how to tell the truthとかWhen you get knocked down, you get back upと述べて支持者を沸かせています。

 

嘘八百を並べるトランプを見てstrong leaderだと感じるアメリカ国民、Bidenはそれに比べて弱い、ホスピスに行くべきだなどとコメントするアメリカ国民。アメリカ人ってこんなに愚かなのかと感じてしまいます。

 

もう一回debateは予定されているようです。Bidenの"When you get knocked down, you get back up."という言葉の通りだと思います。