厚さに体がまだ慣れていないので注意しながら生活しています。風邪はほぼ治り、明日から水泳を再開する予定。
キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)という俳優がいます。Speedというアクション映画で最初に彼のことを知りました。マトリックスという映画は見ていません（すでに映画をほとんど見なくなっていたので）が、200以上のマーシャルアーツを覚えたのだそうです。
私生活を大事にするため、ソーシャル・メディアは使っていないとのことです。その代わり、彼の語録がいろいろあって、それがとても好感の持てるものなのです。例えば私が好きなフレーズは次の通りです。
I'm at that stage in life where I stay out of discussions. Even if you say 1 + 1 =5, you're right. Have fun.
誰かと議論をし、論破してその人の考え方を変えるなんて、実はできないのですよね。そういう時に、このように考えられたら心穏やかに幸せに過ごせるだろうなと思います。
政治の世界はまさに論争の世界であり、ディベートで相手に勝つことが求められるような世界です。トランプやその支持者たちをいくら論破しようとしても彼らの考えは変わらないでしょう。その時に、you're right, have funと言って立ち去ることもできますが、その結果、彼らが勝利を収めてしまったら民主政治の根幹が崩れてしまいます。できることといえば、トランプのコア支持者の意見を変えることではなくて、そちら側に行ってしまいかねない有権者を引き止めることでしょう。そのための論争とそれに費やす膨大なエネルギーが必要になってきます。譲るわけにはいきません。
プライベートな領域では、you're right, have funという省エネモードで行きたいかなと思います。