今日は大学病院で二日目の検査でした。昨日の予約患者数が1500人だったのに対して、今日は2500人。

 

今日の検査は脳波の検査。それが終わるとお茶の水のメディカルスキャニングに行って脳のMRIを受けました。

 

脳の検査はやはり大変なことなのだなあと実感しました。まず脳波ですが、頭に数多くの電極をつけます。この作業がかなり時間のかかるものでした。それが終わるとベッドに横になって目を開けたり閉じたりするテストがありました。目を閉じて開けて天井のどこか一点を凝視するというのもありました。次に、目を閉じて強烈な光の点滅を浴びます。それも何種類ものパターンがあって、最初はチカチカするだけでしたが、そのうちチカチカする周期が早くなり、明るさもすごいものになっていくのがわかりました。

 

そういうテストが一通り終わると、今度は目を閉じたまま安静にし、できれば眠ってくださいと言われました。少し眠ったような気がします。

 

この脳波の検査は物珍しさもあって、それほど苦痛もなく終わったのですが、次にMRIを受けた時は本当に辛くて生まれて初めて検査で泣きそうになりました。

 

とにかくものすごい音がするのです。きれいな音楽が流れるヘッドフォンを渡されて装着するのですが、そのうちに大きな音がし始め、そんなヘッドフォンなんて何の役に立っているのかと思ったのですが、あれがなければあの大音響を直接聞くわけですからとんでもないことになるでしょう。音は何種類かあり、ガンガンというような音もあれば、キーンという音もあり、かなり長い間連続でドーンという音を聞かされたりしました。ちょうど右翼の宣伝カーから流れてくるとんでもない音量の騒音みたいな感じです。あるいは爆撃の音と言っても良いかもしれません。とにかく今まで聞いたことのない音や音量でした。

 

検査には15分ほどかかりましたが、私にとっては1時間とか2時間に感じられるほどの苦痛の連続でした。とにかく大きな音を絶え間なく聞かされるので、非常に不安になりました。一体何が起こっているのだろうか、とか、こんな大音響を聞かされて大丈夫なんだろうかとか。自分はどうなっちゃうんだろうか、とか。恐怖感とか不安が襲ってくる感じでした。

 

MRIって何?次のような説明があります。

Magnetic resonance imaging (MRI) is a type of scan that uses strong magnetic fields and radio waves to produce detailed images of the inside of the body.

 

私の脳は一体どのようなイメージとして捉えられたのか。結果は大学病院の担当医に送られるので、来週、他の検査結果とともに診断を受けることになっています。もう2度とMRIは受けたくないなあ。