3月は私の誕生月です。3月がどのような季節なのかについては、いろんな人が名言を残しています。

 

ある映画で(何の映画かは忘れました)主人公が車を運転しながら"March, March, go away"という場面があったのを思い出しました。なんだか3月は嫌な月なのだなと思った記憶が蘇ります。

 

確かに3月は完全に春になりきっていない月ではあります。

 

例えば、Emily Dickensonは"March is the month of expectation, the things we do not know"と言っているそうですが、これなどはまだ良い意味に受け取ることができます。

 

Charles Dickensは、"It was one of those March days when the Sun shines hot and the wind blows cold: when it is summer in the light, and winter in the dark." なるほど。ここ2、3日は確かに春っぽい日差しはあっても強風で寒かった。

 

Ralph Waldo Emersonは、”Our life is March weather, savage and serene in one hour"と言っていて、これも確かに納得できる表現です。

 

似たようなことは他の人も言っています。3月は不確実性に満ちた月で、何が起こるかはっきりとはわからない。日の光の中は夏だけれど、日陰は冬であるなど。また、3月には生命が生まれると言ってもよく、1月や2月とは異なる。1月はノスタルジーと想い出の月で、2月は意識を取り戻す月であるなど。3月は草木も芽吹く季節だかれど、いろんなことが一定せずに不安定な状態のまますぎていく面もあるということですね。

 

私が勤めていた大学も、成績をつけ終わり、入試も終わり、春休みですが、同時に新入生受け入れの準備や新学期の授業の準備なども同時進行しているはずです。古いものと新しいものが入り混じって進んでいく何か不安定な時期だったのを思い出しています。