少し前に、女子プロレスラーの木村花さんが、SNS上で誹謗中傷され、それがもとで自殺してしまったという事件がありました。

 

自殺まで行かずとも、世の中には似たような状況に置かれて心理的に大きなダメージを受けている人が多くいるのではないかと想像してしまいます。

 

よくTwitterなどで、誰かをブロックしたとか誰かにブロックされたとか、ク◯リプが来たとか、いろいろな声が聞こえてきます。著名人の場合もあれば、大学教授の例などもあります。YouTubeの書き込みなども、ひどいものがあります。木村花さんの件もあり、さすがに誹謗中傷の程度が甚だしいものはなくなりつつある印象ですが、それでも陰湿な書き込みを執拗にする人たちは後を断ちません。

 

優しく、心が綺麗で、才能があって、決して自分から攻撃的なことを言ったりやったりすることのない人が、容姿や体型についてこれ以上ないというほどの誹謗中傷を受けている例を最近目にしてしまい、とてもショックを受けています。このところ人気が出てきたこともあって、特に攻撃がエスカレートしているような気がします。面と向かってでも自分の知らないところでももし自分があんなことを言われたら、立ち直れないくらいのショックを受けるでしょう。

 

セネカの言葉に、"All cruelty springs from weakness"というのがあるそうです。その通りではないでしょうか。心の優しい人を攻撃することでしか自分を保てない、人間としてもう終わっている本当にお気の毒な生き物たちです。そういう生き物たちは、ちょっと輝いている人、多くの人に優しくされて幸せそうな人に対して猛烈な嫉妬心を抱くようです。それで繰り返し繰り返し攻撃をしてくるのでしょう。

 

そんな連中に自分の心や行動をコントロールさせてはいけません。ショックではあるけれど、気の毒な生き物なんだ、きちんとものを考えて言葉にする能力ゼロの可哀想な生き物なのだと思うしかないような気がします。

 

ソーシャルメディアは、他にも最近段々と嫌だなと思うことが増えてきました。Twitterは字数が限られているので、複雑なニュースやコメントを圧縮するせいで、何を言っているのかわからんと思うことがしばしばですし、スレッドの形で延々と議論が続くと、いかに優れた見識であっても、正直、もういい加減にしてと言いたくなります。ちゃんとした記事や本にしてよ、と言いたい。

 

インスタグラムの場合、写真が楽しいからよく見るのですが、これも最近ちょっと飽きてきた。私は動物の中では犬が好きなので、ゴールデンレトリバーの写真や動画が楽しくてよく見ているのですが、いつも見ているとさすがにもうたくさんだと思ってしまいます。綺麗な花や自然、宇宙の写真なら心が安らぐし、食傷気味にもなりません。

 

手軽に多くの情報を入手できるソーシャルメディアはとても便利ですが、上記のような問題も孕んでいるので、少し距離を置いてもっと本を読んだり論文執筆に集中したりするのが良いのではないかと思っています。読書と執筆が解決策です。