3月18日に、「国際金融都市・東京」というブログを書きました。その中で、東京国際金融機構会長の中曽宏氏(2013年から18年まで日銀副総裁)について紹介しました。今日の日経新聞に、中曽さんが近々本を出版するという記事がありました。
本のタイトルは『最後の防衛線』で、リーマンショックはもとより、1990年代の日本の金融危機にも直面して対処してきたことが描かれているようです。700ページの大著で、日経BP日本経済新聞出版本部から出されるとのことです。日本では、著名人で700ページの本を書く人は滅多にいないのではないでしょうか。私は今からとても楽しみにしています。最近、本は全て図書館で借りることにしていますが、この本は買いたいと思っています。
市場を相手に、危機にどのように対応したのか、非常に興味をそそられます。最後の防衛線で戦うというのは、何も軍事に限った話ではありません。賞賛も栄光もなく、ただ使命感のみに突き動かされていたそうです。この本を読めば、凄惨な戦いについて知ることができるのではないかと思います。
今春出版予定とありますが、今春というのはいつなのでしょう?もう春ですが・・・いずれにしても、心待ちにしている本があるのは良いことですね。