昨日はあまり調子が良くなかったため、ブログに肝心の写真を載せるのを忘れていました。アップロードしておきました。
ノーベル物理学賞について様々なコメントが出ています。ニューヨークタイムズは、気候のような複雑な物理学的システムは、無秩序やカオスのように見えるが、受賞者たちはそれを理解してシステムを明らかにし長期的予測をすることに大きく貢献したと述べています。ワシントンポストは、もう少し具体的に真鍋博士の功績として、太陽から地表に発せられる放射線と、地球の上昇気流との関連を調べたとしています。ものすごい時間を要する計算の賜物のようです。その結果、大気圏の二酸化炭素濃度が倍になると気温は2℃上昇することが導き出されました。
温暖化がこうした研究によって裏付けを得たわけですから、これを受けて日本政府(あるいは国際社会)はどのような政策を今後取るのかが興味深いところです。日本人受賞者が出て喜ばしいとか、そういう問題を超えたところに意味があるのではないでしょうか?
さて、護衛艦いずもですが、防衛省の発表によると米海兵隊の協力を得て、いずもにF-35Bの発着の検証を行っていたところ、それが終了したとのことです。OKサインが出たわけです。防衛省は、日米同盟の抑止力・対処能力の向上を指摘し、今後もいずも型の改修を着実に実施し、海空領域における能力向上を図ると述べています。
この話で思い出したのは、もう10年以上前に学生たちと一緒に完成したばかりの護衛艦ひゅうがに一泊の体験航海をした時のことです。いずものようなヘリコプター空母の最初の護衛艦で、私にとっては特別な意味のある艦です。
当時の海上自衛隊の中には、いずれはひゅうがの背中を航空自衛隊の戦闘機に貸すことくらい考えても良いと構想を巡らす人もいたのではないかと思います。何を言いたいかというと、いずもにアメリカのF-35Bを搭載して海空領域における能力向上を図るのももちろん良いのですが、どうせなら空自の戦闘機を搭載して任務を遂行することを目指したら良いのではないかと個人的には考えます。
もちろん、攻撃型空母の保有は専守防衛が禁じているのだから、絶対だめということなのかもしれませんが、そんなこと言っている時代なのかなあと思います。何よりも、こうしたことをごく当たり前に議論できるようになればいいと思います。