あれこれといろいろあって、なんと半年も広島の家に戻れていませんでした。2泊3日でしたが、ちょっとだけ様子を見に戻ってきました。

 

家は特に異常なし。安心しました。新幹線片道4時間は疲れますが、今回は一人だったので久しぶりにのんびりできました。そういえば宮島にも長いこと行っていないので、フェリーに乗って行ってきました。潮の香りを忘れかけていたことに気づいてちょっとびっくり。

 

宮島は以前に比べて人がものすごく多い感じを受けます。日本人観光客もさることながら、外国人が多い。昔から岩国の米軍基地があるせいで、山陽本線にはアメリカ人の乗客(軍人とその家族)が多かったのですが、最近は観光客が本当に増えました。新幹線ホームでも、列の並び方がわからないで割り込んでくる外国人も見かけます。

 

外国人がたくさん訪れてお金を落としてくれるなら、構わないのですが、あの人混みはちょっと・・・お土産だけ買って、早々に退散しました。まあ、みなさん楽しそうに鹿と戯れたり(鹿は可愛く見えても結構獰猛なところがあるから気をつけろというアナウンスが流れていました)、アイスを食べたり、お土産買ったりしている姿を見ると、平和でいいなと思います。

 

今回の滞在は、一人でぼーっとしてリラックスするのが目的で、まさにぼーっとして過ごしていました。アルテミスのニュースが楽しかった。鮮明な月の写真や太陽系の姿が報じられていて、なんだかとてもワクワクしました。アルテミスのクルーの報告などもNASAが動画を提供してくれるので、それを見て楽しんでいました。

 

他方で、イランをめぐる情勢が混沌としていて、世界中の人たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。東京のマンションは大規模修繕中で、もう終わるはずなのに、最後の塗装作業が遅れているのも全部トランプのばかな戦争のせいです。塗装の原材料がイラン情勢のせいで入荷しないんですって。物価上昇もさることながら自分の生活にこんな形で影響があるとは。国際金融、国際経済全般を撹乱するトランプは一刻も早く取り除かれるべきだと多くの人が感じているはずです。合衆国憲法修正25条の発動って、実現するのでしょうか。イギリスの情報機関MI6のトップが、イランの政治体制はみんなが思っている以上に柔軟で、アメリカはその点を過小評価していると述べていました。

 

私たちの生活も、想像している以上に深刻な影響を受けていて、そこから立ち直るのにはどのくらいかかるのかわからないと思っていた方がいいようです。ダメージが大きすぎます。

 

厳しい現実、厳しい国際情勢を理解しつつ、普段の生活は明るい気持ちで送りたいなあと思っています。

 

桜を眺めつつ浮かれた気分にひたっていたのですが、突然いろんなことが起こるもので、今度は義母の妹が入院手術となりました。その妹は特養に入っているので、普段は任せっきりで気にもかけていなかったのですが、入院となると親族がどうしても関わらないと事が進みません。

私の夫はずいぶん可愛がってもらったので、時々面会に行っていました。私は本当に関係ない人間です!!赤の他人以外の何者でもありません。でも、入院の手続きやら手術前の説明、検査やらで2日続けて長時間拘束されて疲れ切ってしまいました。仕方ないです。誰もやる人がいないからやっているだけです。

 

こんなことがあっても、楽しいこともあったのでなんとか生きていけます。3月28日に仙台まで推しのコンサートを聴きに行ってきました。初めての東北。本当は山形に行きたいのですが、アクセスの良い仙台には負けそう。

 

初めての仙台です。東海道・山陽新幹線は得意なのですが、東北新幹線は予約の仕方からして初めてなので戸惑いました。えきねっとに登録して予約をしましたが、本当にこれで大丈夫なのかなと不安も残る。結果、自分のSuicaを紐づけておいて、改札でかざすだけで乗車できる事がわかりました。実際、これで通れた時は感激。東海道・山陽のEX予約とは違った凄さがあります。座席表は改札入ってすぐのところにある機械にSuicaをかざして印刷するので、記念に持ち帰りました。

 

私が乗車したのははやぶさ17号東京ー仙台です。びっくりしたのは、大宮を過ぎると次がいきなり仙台だった事です。仙台はアクセスが良すぎます。

 

2月20日のカーブの向こう側というブログに、行ったことのない場所ということを書きました。不安でしょうがない。いつものよく知っている場所だと安心。そういうことをちょっと書いたのですが、今回の仙台は全く初めての場所でも、遠足気分でワクワクしました。今までストレス続きで心に余裕がなかったので、ここらへんで旅行をしてみるのもいいかなと考え始めています。行ったことのない場所に行って、見たことのない景色を見ることで脳に刺激を与えるのは悪くありません。

 

山形県出身の推しのコンサートのセットリストは声楽オンリーで、イタリア古典歌曲が特に素晴らしかった。次は、山形県寒河江市にあるチェリーランドに行くのが目標です。

3月も今日で終わり。3月は私の誕生月なので、もう終わってしまうのはなんだか寂しい。世の中の多くの人が桜の開花を楽しんでいて、施設に入居した95歳の認知症義母も、施設で花見をしたことだけは鮮明に覚えていました。ちょっと前の出来事も忘れてしまう彼女が、桜のことは覚えていました。

 

千鳥ヶ淵とか上野公園とか、そこまで行かなくても私が教えていた大学の前の桜並木など、桜を愛でる場所はたくさんありますが、私は人混みが好きではないので、近所の小学校の庭の桜や、近所の大学のキャンパス内の桜を見て楽しんでいます。

 

春は、卒業式、入学式など新しい生活が始まる季節です。春とは、change, possibility, beginning, potential, something new is about to grow, a feeling of joy, peace or freedom, renewalを意味するというようなことばをどこかで見かけました。

 

学年歴が4月始まりである必要があるのか(2月の寒い時期に入試なんてね・・)とずっと思っていましたが、やはり春の特徴を考えてみると、新しい学期、学年の始まりが4月であることや4月から3月までという年度の捉え方には意味があるのでしょう。

 

卒業式シーズンになると「旅立ちの日に」という曲がよく演奏されます。今まではいい曲だなと感じる程度でしたが、今年はちょっと感じ方が変わりました。

 

先日、私の推しの歌姫しおたんが五条院凌さまというとんでもなく凄いピアニストとコラボして、その中で演奏された曲の一つにこの「旅立ちの日に」がありました。その歌詞は以下の通りです。

 

白い光の中に 山なみは萌えて

遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ

限りなく青い空に 心ふるわせ

自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず

勇気を翼にこめて 希望の風にのり

この広い大空に 夢をたくして

 

(略)

 

いま、別れのとき

飛び立とう 未来信じて

弾む若い力信じて

このひろい このひろい 大空に

 

これはどこから読んでもどこから聴いても、若い人たちの未来への旅たちの歌なのですが、71歳の私が聴くと「旅立ち」とはあちらの世界に飛び立つことに聞こえて仕方がないのです。

 

最近、自分の生命が終わることについて考えることが多くなりました。病気や怪我で命を落とすこともあれば、老衰で穏やかに旅立つこともあるでしょう。それはその時にならなければわからないのですが、私は消え入るように旅立つのではなくこの歌にあるように元気なエネルギーを発散しつつ大空に旅立ちたいと思っています。「限りなく青い空にこころふるわせ」なんて、素晴らしい表現ではありませんか。

 

「自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず」なんていうのもいいですね。本当の意味で自由になって振り返らずに飛び立つ。私の理想です。こんなふうに考えるのも、あのコラボ動画がとんでもないエネルギーを発散していて、その影響を受けたせいかもしれません。

 

力尽きて旅立つのではなく、次元の異なる強さを秘めて空に向かって旅立つのだと考えると、なんとも素晴らしいことに思えてきます。その日がいつなのかはわからないとしても、それまでに精一杯元気で楽しく暮らしたいと思うこの頃です。