●10/26 晴れ
今朝も軽い怠さは生じていたんですけど、先日の様な強い怠さではありませんでした。
風邪は喉のいがらっぽさと鼻水と咳が中心ですけど、症状的には弱いので薬は飲んでいません。けれど、このレベルになると薬を服用しても殆ど変化がないというのが今までの傾向です。
今日は平日なんですけど会社は特別休日でお休みなので、僕は今日から3連休なんです。
けれど、大分良くはなってきたとは言え、このところ怠さが続いていますし、風邪も引いていますし、1ヶ月で3回フレグモーネ(蜂窩織炎)を患ってしまったこともあり、特にどこにも出掛けずに休養するつもりでいました。
牛乳を飲んで朝食とした上で、朝食後用の薬を服用しました。
午前中は特に何事もなかったんですけど、午後に入ってまた少し怠さが強まって来てしまいました・・・。
けれど、先日ほどではありません。少し横になって休んでいると回復してきました。
夕方、立ち上がろうとした瞬間、起立性低血圧症に伴う脳貧血症状を引き起こし、一瞬目の前が真っ暗になってしまいましたけど、横のラックに掴まっていたので、事なきを得、10秒ほどで回復しました。
右眼の見え方は、昨日と同程度で、右眼だけだと凝視してやっとPCの文字を読める・・・といったレベルでした。左眼側は普段と変わり無く安定してて良好でした。
僕は2006年10月に両眼共に白内障のOPを受けているので、既に水晶体は人工レンズに置換されています。挿入した人工レンズは単焦点タイプです。
人工レンズには水晶体のように厚みを可変して見たい距離に応じて焦点距離を調節するような機能はありません。
特に単焦点レンズの場合は、見える範囲が限られているので、自分の実生活に合わせて焦点の合うレンズを事前に先生と相談の上、決めるんです。
僕は仕事上PCを使う事が多いので、PCを見る距離で最も焦点の合うレンズにして頂きました。今挿入しているレンズは概ね30~50cmで最も良く見えるタイプで、その狭いエリアから外れると、遠方は徐々に、近傍は急速に焦点が合わなくなり、ボケてしか見えなくなります。
なので、単焦点レンズの場合、焦点の合う距離以外のものを見る場合には見たい距離に応じて専用の眼鏡を用意しなければならないんです・・・。
保険適用外ではありますけど、多焦点レンズというものも存在し、そのタイプですと近傍から遠方までかなり広範囲に亘って焦点が合うようです。
治療費はかなり高額になりますけど、特に未だ毛様筋やチン小帯が正常に機能している若い方がOPをされる場合は、今後の人生を考えた場合、多焦点レンズを選択された方が良いかもしれません。
人工レンズに置換すると、いくら眼に力を入れても焦点に変化はありません。焦点を可変させる機能が無いのですから、当然ですけどね~(^^;)。
それでも、白内障によって水晶体が混濁して、常に濃霧の中にいるような、磨りガラスを通して見ているような状況と比較すると、ずっと良いです。
何せ、快晴の日でもどんよりと曇った空にしか見えなかったですし、道路標識はもちろん、信号機ですら、赤なのか青なのかよく分かりませんし、日中やお店の中では眩しくてサングラスが必須でしたし、サングラスを外すと、本も雑誌も広告もよく読めず、人の顔もノッペラボーになってしまうのですから・・・。
日中の最終視力は矯正しても0.1以下でした。そんな状態で車を運転していてよく事故らなかったものだと思います。暗い夜は未だ良かったんですけどね~。
日中は眩しくて極端に視力が下がってしまうのですけど、夜など暗いところでは案外視力は回復するんです。明るいところでの眩しさは白内障の特徴の一つですけど、コントラストグレア視力検査というものをしてみると、はっきりします。
僕の白内障はステロイド性です。特に2005年に施行したIV-MPSL(メチルプレドニゾロン:ソルメドロール大量点滴静注療法/ステロイドパルス)によって発症し、僅か1年も経たないうちに、このような状態にまで進行してしまったんです。
加齢と共に生じる一般的な白内障は水晶体の前嚢(上皮細胞)側で、通常長い時間を掛けながら水晶体の周囲から徐々に中心側に向かって混濁が進みます。
なので、譬え発症しても、光が通る瞳孔付近が濁るまでにはそれなりに時間を要します。そうしたことから、ご高齢にななられた方でも白内障に気付かれない方もおられる訳なんです。
けれど、ステロイド性の白内障は、いきなり水晶体の中心部のしかも後嚢(基底膜)側に生じることが多いという特徴があるんです。
厄介なのは、後嚢側に現れる白内障は、前嚢側と比べてOPが難しいんです・・・。
チップと呼ばれる針のようなものに超音波振動を掛け、水晶体を砕きながら吸引していく訳なんですけど、混濁箇所が前嚢側であれば普通に前側から砕いていけば混濁箇所を除去できる訳なんです。
後嚢側にはタマゴの膜のような非常に薄い膜があって、この膜に人工レンズを固定するので、万一この膜を破ってしまうと、事実上、人工レンズを挿入することが出来なくなってしまうんです・・・。
なので、混濁箇所が後嚢側にあると、この膜を破らないように細心の注意を払って混濁を除去しなければならず、それには高度な技術が要求されるんですね・・・。
最近は仮に破れてしまっても、状態によってはこの膜を形成したり、虹彩の根元にレンズを挿入する嚢外固定法という術式もあるにはありますけど、下手をするとレンズの固定部が外れて硝子体の中に落ちてしまうこともあるので、決して望ましい方法ではないんです・・・。
そうしたことから、比較的簡単な部類に入ると言われる白内障のOPも、それは前嚢白内障の場合であって、後嚢白内障のOPは先生も大変ですし、患者さんにとってもリスクが高いんですね・・・。
僕は両眼共に後嚢白内障で、執刀をして下さった先生は冷や汗ものだったと後に述懐されていました。
先生のそんな苦労の末に挿入頂いた人工レンズなんですが、現在の裸眼視力は左0.1、右0.1未満の状態です・・・。
右足の浮腫みは昨日と大差なく、脛を指で圧した時の凹み度は8mm程度、左足側は4mm程度でした。
背中には相変わらず凝りのような筋肉痛を生じていましたけど、既往よりは若干弱い感じでした。
今日は右手の指先に痺れはなく、両足首から先にだけ弱い痺れを生じていました。
右前腕部に直径6mm程度の紫斑が新たに2箇所生じていました。
起立性低血圧症に伴う脳貧血症状を一度だけ生じましたけど、症状的には弱いものでした。
風邪の症状は今朝と大差ありませんでした・・・。
1時熱36.4℃。血圧123/74。脈拍72。