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♪ Andante ♪

風の向くまま、気の向くままに……

桃のお節句でしたね。

 

前にも書いた気がしますが、

母はお節句の日の15分前に生まれました。

そして私は母の33の大厄の最終日に生まれました。

ということで、三月頭は女の子のお祝いオンパレードです。

母方に伝わるちらし寿司を作りました。

我が家の雛の膳です。

 

 

……う、ん、ちょっと違うかも知れない。

母は錦糸卵は使いませんでしたし、

寿司卵の巨大なのも使いませんでした。

まぁこの辺は、断じて手抜きなどではなく、

厚焼き卵ラブだった父に捧ぐ、ということで……

 

 

写真ではほとんど見えませんが、

錦糸卵の下にはお魚のそぼろがかかっています。

このそぼろ、祖母はホッケで作っていたそうです。

でも内地(本州以南)では、

鮮度のいいホッケなんてそう簡単には手に入りません。

なので母は鮭缶で作ってました。

私も、それしか知らないので鮭缶で作ってましたが、

 

水煮缶をお鍋にあける

→茹でこぼす

→皮と骨を見つけ次第外す(中骨は置いとく)

→調味料と煎つけてそぼろにする

 

……皮と骨を取るのが結構ちまちました作業です。

そもそも料理が得意とは言えない私には

これが二日がかりの大仕事でした。

だから毎年作る根性がなかったんですよね……💦

 

そのうち、本家の叔母が教えてくれました。

「鮭フレークで作ってみたけど、ちゃんとできたわよ」

フレーク?その発想はなかった!

 

去年鮭フレークを買ってみました。

でも戸棚にまだ鮭缶が残っていたので諦めました。

(買う前に確かめろですね、そうですよね)

そうこうするうちに従姉が教えてくれました。

「タラの切り身で作ったら、できたわよ」

切り身?その発想もなかった!

ほぞを噛むワタシ。

 

去年鮭缶をめでたく使い切りましたので、

今年は満を持して?、鮭フレークで作りました。

まんまと失敗しました。

フレークをお鍋にあけて調味料を入れたところで

「鮭フレークって塩味ついてたんじゃなかったっけ」

とは思ったんですが……、

頭が空回りして、塩を抜くという発想に到達できず、

不安をかかえてそのまま突っ走りました。

何と一時間程度でそぼろが完成、なんてお手軽なんだろう。

でも味見したら、案の定、何となく甘塩っぱい。

甘いのはお砂糖入れてるからなんですが、

このしょっぱさは、どう考えても鮭フレークだよね。

……微妙なそぼろを、

連合いも息子も黙って食べてくれました。

そうよね、失敗ご飯なんて慣れたもんだよね(←自暴自棄)。

 

従姉に「なんか甘塩っぱいんだよね」と相談したら、

「やっぱり煮こぼして塩抜きした方がよかったんじゃない?」

……うん、そうだよね。

そして塩抜き考えるだけで、もう面倒くさくなってきた。

来年は切り身にしよう。

いやいっそ、市場で鮭の柵を買ってこよう。

そうだ、そうしよう。