2018年夏の海外旅行はベトナム。世界遺産を求めて中北部を周りました。
観光5日目はベトナム最大の名所で2011年正月以来の再訪の「ハロン湾」に行ってきました。
クルーズのハイライトは海に浮かぶ島に上陸しての鍾乳洞探索。
「ティエンクン鍾乳洞」は150段ほど階段を上った島の中腹にあります。中に入ると別世界…。
時に地上の光が差し込む場所も。
ベトナムらしく洞窟内は極彩色にライトアップされています。
名前がついている鍾乳石もあります。
洞内景観をいくつか紹介。
洞窟は一方通行で引き返すことができないので、自信のない方は船で休憩を。
クラゲみたいな鍾乳石。
水が噴水のように吹き出る場所が多々あります。
鍾乳石と水は切っても切れない関係。透明な水が更に洞内を華やかにします。
洞窟を出ると湾内を一望できる場所に。壮観です。
船の密集度がすごいです…。
ハノイに帰る前に寄った「バイチャイ橋」近辺。
ここにギネス記録を持つロープウェイ「ヌーホアン」を見ることができます。
二つギネス記録が有り、一つは最大230人の収容人数。一つは188.88mの支柱の高さとの事。
クルーズ中止の代わりにガイドさんが連れてきてくれた場所でした。
歴史的には中国がベトナムに侵攻してきた時、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。
カットバ島以外の島は現在無人だが、7,000年前の新石器時代には人が住んでいた。
数世紀前までは海賊の隠れ家やモンゴル侵攻の際には軍事的に利用された。
地質学的には北は桂林から南はニンビンまでの広大な石灰岩大地の一角で、石灰岩台地が沈降し侵食が進んで現在の姿になった。
◇世界遺産の情報
登録名:ハロン湾
登録区分:自然遺産 登録基準:⑦⑧
登録国:ベトナム 登録年:1994年
地図:ハロン湾