弱さと しなやかさは まるで人間のようで
耳をそばだて 風に揺れながら
一刻 一刻 と夕暮れを吸い込んでゆく

一面に 銀が降るような 月光に
何も思わず 何も考えず
ただ しなやかに 種子を
ただ しなやかに 存在を

やがて 白褐色に 硬直して

帰り道

身体は細切れの時 誰かの気まぐれな夢

粒子は 星になりました