嘘だ 

やってはいけないことなんて 無い
やってはいけないこと に なっているだけ
そういう自由に 呪われてしまった僕ら は
気付かないように 細心に
感情の渦に逃げ込んだ

罪 という一文字の異形を なんとする

まるで妖怪の出で立ちで
蜈蚣のように蠍のように 忍び寄る

僕の脳は それ との同化を 拒否する

そして どちらが呪いなのか 判然としないまま

生きてしまおうとする

そのことすら 罪 だというのなら
僕らは浅はかな空間の中で 想像を浪費して
さあ その素晴らしい人生を

箱の中にしまいましょう

そういう罰を用意して 
ほんとうの未来がやってくる

美しい夜が 有限の昼を連ねながら