ナッツリターン事件じゃないが、
怒りの感情はコントロールできないと
大変な結果を招くこともある。


短気は損気とは言うけれど
この感情をコントロールするには
どうしたらよいのだろうか。


缶コーヒーのテレビCMで
宇宙人ジョーンズと建設現場の労働者が
ケンカになりそうになった時、
ロボットがおどけた仕草でなだめるシーン
があったが、あれは正しいらしい。


「怒りの感情」は自分の命を守るための
原始的な本能で、大脳の奥深くにある
扁桃体や視床下部がコントロールしている。


だから「怒り」はごく自然な現象であり、
無理矢理無くすことはほぼ不可能だ。


だが人間には発達した前頭葉があり、
理性的に対処する方法はある。


それには、
「無理矢理笑顔をつくること」と
「一から十まで数えること」が
有効だと言われている。


身体は外からの刺激に様々な反応をするが、
そのためには脳で無意識のうちに刺激に
意味づけをしてから反応しているのだ。


だから逆に怒りたくなること、
悲しいこと、つらいことがあったとき
無理に笑おうとすれば
その対象への感情も鎮まるようだ。


もう一つのテンカウントは、
瞬間的な怒りの感情は最大6秒しか
続かないことに由来している。


怒りたい時、10秒間我慢すれば
だいぶ感情の高ぶりは
緩和されるということだろう。


そう言った対策を行った後でさらにすべきことは、
怒りの原因を追究するのではなく、
事実として受け止め、
どう対処するかを考えるようにする。


雨が降った時、
「なんで雨がふるのか!」と言って
腹を立てるのではなく、
傘を用意する。


寒い日があれば
外出時にコートを着ようと思う。


ナッツ姫もこんなことを実践していれば
有罪実刑判決には至らなかっただろう。