うーん、ついにここまで来たか
というのが率直な感想だった。
先日参加したとある講演会終了後の
懇親会でのことである。
懇親会は中華料理店で、
店員の人もほぼ中国人だけの店だ。
自分がトイレに入った時、
目の前にあった貼り紙に
信じられないことが書かれていた。
そこには、
「当店では中国産の食材は一切使用
しておりません。
安心してお召し上がりください。」
と書いてあったのだ。
なぬっ、ここは中華料理店、
店の人も中国人じゃないのか!
そんなのありか?
しかもその出席した懇親会には
中国人の女性も参加していたのである。
彼女がどう思ったかはわからないが、
もし日本人が中国で日本料理店に入り、
「当店では日本産の食材は一切使用
しておりません。
安心してお召し上がりください。」
と書いてあるのを見たらどう思うだろうか。
この貼り紙を見て、二つのことを感じた。
一つは「中国人すら自国の食材の安全性を
信用していないのか」ということ。
もう一つは、母国にこだわることよりも
お客さんに安心してもらって
商売繁盛した方がいいという
「したたかさ、打たれ強さ」
である。
自分には中国人の友人も何人かいるが、
彼等に共通するのは逞しさと
向上心の強さである。
驚き呆れるとともに
感心もした一夜ではあった。