病理検査の結果も出て

ひと段落いたしましたので

過去編を書いていこうと思います。

このブログに辿り着き
おかしいな?と思っている方の
気づきや参考になればと思います。

わたしもまさか自分が乳がんに
なっているなんて思いもせず
第三者からすすめられて
病院を受診しています。

おかしいと思ったら放置せず
まずは病院を受診してほしい
そんな気持ちで書いています。




2023/11/17(金)

朝、仕事場に向かう足取りは重い。




同僚に挨拶をしにいくと

「今日の午後は任せてください!」と

明るく声をかけてくれました。




昨日の病院帰り、同僚には連絡をしていて

もしかしたら乳がんの疑いがあるから

明日の午後検査に行きたいと伝えていました。




「自分の体を1番に考えてください」

そう言ってくれて心が救われました。




針生検は16:15の予約です。

検査後はお風呂に入れないとのことで

一旦自宅に帰宅しお風呂に入りました。




お風呂に入っている間もひたすら

youtubuで乳ガンに関する動画を見ました。 




それを見て思ったことは

「病気に近づくから響く」ということ。




乳がんの検査を受けていなければ

自分には関係ないことだと思ったはず。

テレビの世界の話だと思ったはず。





クリニックに到着。

「針生検」と書かれた

予約カードを受付に渡して

昨日と同じ検査着に着替えました。




今日は昨日より待合室に人がいて

隣に座った人をみて

「何で受診しているんだろう?」

「どんな症状なんだろう?」と。




みんな同じ気持ちで受診してるのかも

と思うと少し気が紛れました。





針生検は先生自ら担当してくれました。

歯医者のような椅子に腰掛け

ゆっくりと背もたれが倒れていきます。




検査着をめくり右胸に超音波の機械を当て

針を刺すところを探しているようでした。




まずは胸に麻酔を打ちました。

麻酔は2箇所。

痛いけど我慢できる痛みです。   




「これ痛みますか?」と

麻酔が効いているかチェックが入ります。

触られている感覚はあるけど痛みは感じません。




「刺す時に大きな音が鳴ります。

驚かないように1回音を聞いてもらいます。」




「そんなに?!」と気構えました。




バチン!バチン!

と予想以上に大きな音が鳴りました。




看護師さん「大丈夫ですかー?」




わたし「大丈夫じゃないでーす!」

言えるわけあるかい。




少し怖くなったけど

麻酔は効いているし

やるしかない!!

覚悟を決めて目を閉じました。




胸に機械が当たり、グッと胸の奥に

何かが入った感じがしました。




「いきますねー!」の掛け声のあと




バチン!バチン!

胸が揺れました。




2回目、3回目、4回目と続きます。

怖さのせいか胸に機械が当たるたびに

身体がビクッと反応します。

ただ、痛みはありません。

あの音、何とかならないのかな(´-`).。oO




呼吸が浅くならないように

深呼吸を心がけますが息苦しい。

看護師さんが気づいてくれたのか

「マスク外しても良いですよ」と言われ

すぐさまマスクを外しました。




「終わりましたよー」

と同時に椅子が起き上がりました。

針は合計4箇所刺しました。




刺したところには

お薬がついているシールを

貼ってもらいました。




そのシールは剥がさず

自然に剥がれるまでつけておくそうです。

その上から大きなガーゼを貼ってもらい

ガーゼは明日の朝取って良いそうです。




検査当日の入浴と飲酒は禁止。

明日からシャワーはOKですが

湯船は2日後からと言われました。




「10日後に結果が出るので

受付で予約を取ってください。」

と先生に言われ診察室を出ました。




ロッカールームに入った途端泣きました。

また泣くんかい。




これから検査結果がでるまで

10日間、ずっと泣いて過ごすの?

がんと診断された訳でもあるまいし。

そう自分に言い聞かせながら

着替えを済ませました。




1番早い検査結果は11/27と。

迷わずその日に予約しました。

11/27は弟の誕生日です。

何となく良い結果になるかなと

少しだけ願掛けの気持ちもありました。




帰宅すると、麻酔が切れてきたのか

少し痛みを感じたので

すぐに手持ちの痛み止めを飲みました。

飲んでも若干痛みが残っていたので

痛み止めを飲まなければ

結構痛かったのかな?と思います。




仕事が終わった夫に

報告をしようとしましたが

うまく言葉が出てきませんでした。




夫は黙って背中をさすってくれました。




「昨日からネットで検索しすぎて

悪い方向ばかり考えていると思う。

1人で調べると不安になると思うから

調べるなら一緒に検索しよう。」と




検索しない方が良いと言われても

やっぱり調べてしまうので

一緒に調べるというのは

今考えてもわたしにとっては

良い方法だったなと思います。




「血性分泌 原因」

「非浸潤性乳管癌」




気になることは全部調べました。




不思議と2人で調べていると

客観的に考えられるので

ダメージが半分くらいに抑えられる。


 


そして夫にこう言われました。 




「もしかしたら乳がんかもしれない。

じゃあ、この10日間どう過ごす?

検索して辛くなってを繰り返す?

俺はこの10日間で乳がんに向き合って

もし乳がんと診断されたとしても

治すという気持ちを固めていきたい。

そうすれば、どんな結果だとしても

前向きに受け止められるよ。だって

治す以外の選択肢はないでしょ。」と。




その言葉を言われて気づきました。

泣いても良い。不安になってもいい。

だけどもし乳がんと診断されても

治す以外の選択肢はない。

それがわたしの生きる道なんだと。




 針生検後の内出血


▶︎▶︎▶︎過去編④へ続く