病理検査の結果も出て

ひと段落いたしましたので

過去編を書いていこうと思います。

このブログに辿り着き
おかしいな?と思っている方の
気づきや参考になればと思います。

わたしもまさか自分が乳がんに
なっているなんて思いもせず
第三者からすすめられて
病院を受診しています。

おかしいと思ったら放置せず
まずは病院を受診してほしい
そんな気持ちで書いています




そこから検査結果が出るまでの

10日間は辛い日々でした。



辛かったのは自分だけではなく
状況を話して協力してくれていた
同僚も同じだったと思います。



私に負担をかけないように
「代わりにやりますよ」と
何度フォローしてくれたことか。



1人だけに負担をかけて
申し訳ないなと思いつつも
病気が確定するまでは
誰かに話すわけにはいかない。



もしかしたら違うかもしれないし、、
余計な心配をかけたくありませんでした。



同僚からの提案もあり
検査結果が出るまでは
定時で退社することにしました。



毎日定時に退社することで
負担をかけてしまったけど
その時は精神的に余裕がなく
本当にありがたい提案でした。



いつもより早い時間に
食事の支度に取り掛かります。
包丁で食材を切っていると
唐突に涙が出てきました。



あー。まずいな。



自分でわかりました。
勝手に涙が出てくるのは
心がSOSを出している合図。



お風呂に入る前、右胸のカップに
出血がついているのを見るたび
胸がざわついて、喉がギュッとしまる。



お風呂に入って
右胸を洗うときに
また涙が出てくる。



どうしてこう、枯れもせず
涙が溢れてくるのかと。



いつかのお昼休みに同僚から
「チーズケーキ作ってきたんですけど
食べますか?小麦も砂糖も入ってますけど」
と言われチーズケーキを貰いました。



彼女はお菓子作りが趣味で
わたしの誕生日に手作りケーキを
プレゼントしてくれたこともありました。



綺麗に包装されていたチーズケーキ。
袋に「thanks」という文字が。
きっとこの「thanks」には意味があります。
夫には「たまたまじゃない?」と言われたけど
彼女からのメッセージだった気がします。



なぜ今「thanks」なのか。



今度は嬉しい涙が溢れました。
明日も頑張ろう。そう思えました。


▶︎▶︎▶︎過去編⑤へ続く