年甲斐もなくBlueyにはまる | メルボルン生活日記

メルボルン生活日記

約1年間の香港生活の後、2014年10月に豪・メルボルンへ移住。マイペースで暮らしを楽しむ私と夫の生活を日記風に綴ります。

Blueyにはまってしまった。

でもこのことは、あまり声を大にして人に言えない。

なぜかといえば、Blueyが未就学児向けのアニメキャラクターだからである。

 

Blueyは2018年にオーストラリアのテレビ局でオンエア開始された番組で、今では国内の数々の賞を受賞し子どもにとても人気のようだ。ということは最近初めて知った。

 

日ごろ未就学児とふれあう暮らしではないものだから、そんなことは知る由もなかったのだ。

きっかけは、去年の12月。

 

毎年クリスマス時期になると、CBDのデパートMyerでは、街路に面したショーウインドウに、子どもに愛されるキャラクターを起用したクリスマス仕様の飾りつけを施し、多くの見物客を引き寄せている。去年のキャラクターに、Blueyが起用されていたのだ。

 

犬らしき容貌の丸っこいキャラクターは、かなり小さな子ども向けのようだったし、長い行列ができていたので遠巻きに眺める程度だった。ある日、見物客が少ない日に近寄ってまじまじと見ていたら、なんだか顔立ちがとってもユーモラスなことに気づく。

 

Blueyには家族がいるらしく、祖父母もいるらしく、みんなでテーブルを囲んでクリスマスを祝っている。人間のように。

子どもっぽいキャラクターだけど、なんだか気になってしまった。

 

年が明けてしばらくして、テレビの放映時間を調べて視聴してみた。そのエピソードは、Blueyが家族そろって指人形ゲーム(遊び)に興じていたのだが、なんだかとってもハートウォーミングなストーリーで、気に入ってしまった。

 

1エピソードが7分の短さも、息抜きに丁度良い。

 

でも、未就学児向け番組を中年おばさんが楽しみにしているところを人が見たら大きく引くだろう。現に夫も呆れている様子。だから最近はオンライン視聴に切り替え、音声を消して字幕オンで見たり、夫がいないすきに見たりしている。

 

なぜはまってしまったのかを、自分の言葉でまだうまく説明できないが、↓のファンサイトに書かれている内容は、ほぼその通りだなあと思う。キャラクターが犬でありながら、人間と同じ日常生活を、実在の地(ブリスベン)で送り、そのひとコマがエピソードになっているところがよいのかな。

 

 

♪Bluey一家にいやされる中年おばさん♪