1年に1冊刊行されているシリーズを1ヶ月に1冊のペースで追いかける、「ジャックリーチャーマラソン」(参加者1名)の模様をお届けします。
マラソン開始から数ヵ月後。
ランナーYが、第1チェックポイント(Book 9)を通過しました。足取りも軽く、元気そうです。目つきもしっかりしていますね。ちょっとインタビューしてみましょう。
そうですね、せめてここまでは来たかったので、よかったなーという気持ちです。
ここまでの道のりはどうでしたか?
いや、楽しかったんですよ!未知の単語や軍事用語(特に略語)が多いという障害はありましたが、それほど気にならず前進できた感じです。リーチャーが面白いキャラクターだからですかねー。元アメリカ軍のMP(ミリタリーポリス)で、今は定職を持たず、国内を放浪中、所持品は歯ブラシ1本だけ、と超手ぶらで生きるリーチャーが、毎回どこかの町に現れると、トラブルに巻き込まれるか、自分から巻き込まれにいって、あっちこっちですったもんだして、最後に悪を退治したら、事後処理はあとの人に任せ自分はとっとと消えるパターンでね。
Book 9の映画化されたエピソードを読んでの感想は?
映画は英語のまま日本語字幕なしで観たから、原作を読めば細かい事情がわかるかな~と思ったのですよ。でも、映画版は原作を忠実に再現したわけではなかったということがわかりましたッ。映画でこんな人いたっけ?というキャラクターが原作で大活躍していたりして。
あとですね、原作自体、キャラクターの動きの描写が細かくて、「読む映画」という感じなんですね。だから、いまとなってはどれが映画のシーンで、どれが原作だけのシーンだったか混乱しています。
それとですね、リーチャーは身長195センチ体重110キロの格闘家みたいな体格だから、原作リーチャーファンからトム・クルーズではイメージに合わない!と声があがったそうですが、わたしはトムのリーチャーも十分有りだと思いました。リーチャーはフィジカルで最強だけでなく、推理力にも優れ、数字に強く、女性にも好かれるというありえないほどのスーパー人間なのですから!
映画も原作もどっちも体験して、2パターンの展開を楽しめて得した気分です!
次のチェックポイント(Book 18)へ向けての意気込みをどうぞ。
はい!このペースで、いつまで彼が歯ブラシ1本暮らしを続けるのか追いかけていきたいです。
ランナーY、インタビュー終了後は再び、リズミカルに足を動かして走り出しました。
そして9ヶ月が経過(続く)ー
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♪タッタッタッ(Yが走り抜ける音)♪