最近たまにやってみることがある。
それは、自分のブログ記事をGoogle Translateで英訳してみること。
無料翻訳サイトで、Webサイトそのものをいろんな言語に翻訳できることは知ってはいた。しかし、母国語→外国語という方向より、外国語のサイトの内容を知るために、外国語→母国語の方向で利用することのほうが多いのではないだろうか。
発端は、夫にわたしのブログアドレスを教えたことにある。
前々から「ブログの場所教えて」と聞かれるごとに
日本語で書いてるから見てもわからないよーとかわしてきたが、
あきらめずに聞いてくるから、折れて教えたのだ。
その後少ししたら。
別の部屋にいる夫が「すごい、すごい」となにやら騒いでいる。
わたしのもとにやってきて、「キミのブログの運営サイト(この場合Ameba)はすごいねー、ブログを英訳してる!」
という。スマホでブログにアクセスしたら、はじめから英語で表示されたのだというのだ。
私「いやいや、Amebaは翻訳してないと思うよ?それで、その英語は意味が通じてるの?」
夫「意味わかるわかる。すごいナチュラル!たぶんキミの英語より上手」
私「むうッ」
英訳していたのはブログ運営サイトではなく、ブラウザの設定で表示言語が英語になっていて、Googleが機械翻訳したらしい。それで、わたしもがぜん興味がわき、パソコンから本格的にGoogle Translateサイトに行って、URLごと翻訳する機能を試してみたというわけ。
そうしたら、たしかに翻訳された英文がよくできていて驚いた。英文で読むと原文の雰囲気が変わるのはなぜだろうか!
原文よりもはるかに理路整然としていて、自分が書いた文とは思えない、格調高い美文になっているのだ(少なくとも原文以上に)。自分が同じ内容を英語で書こうとするときには、けっして思いもつかないような単語や表現、つまり、「英語表現に当てはめるならネイティブならこの場合これ」というような単語が選択されているからなのだろうか、とても自然でわかりやすい。たしかに自分が書くよりも上手なことは、間違いない......
日本語文は主語を省略することが多いから、人称や性別を正しく変換できないし、ところどころ?なのはさておいても、十分に意味が通っていて、機械翻訳の性能がこんなに向上しているとは!と感心してしまった。
それ以来、ときおり思いついては自分の過去のブログ記事を英訳にかけ、英語の美文に読み入り、原文がこうなるなんて、と信じられない気分にひたっている。
♪日常英語表現の勉強にもなるかも♪