せいろ2年生のマスターシュフことYが「言い訳大臣」になっている。
いわく、
コロナの規制がなくなって、いつでも飲茶に行けるようになったら、やっぱり飲茶レストランのディムサムにはかなわないとわかり、モチベーションが下がった。レストランなら一度に何種類も味わえるし。わたしはたったの1種類で毎回奮闘しておる...
いわく、
何もしていないわけではなーい。
製作したものの、2年目の課題(ディムサムの容姿を整える)を満たせず発表できなかっただけである
いわく、
今年は雨の日が多かったじゃない?湿度が高いと、使い終わったせいろを完全に乾かすのに時間がかかって使いにくいのである
このままいくと「なんにも発表しないままシーズン終了」を迎え、「せいろ2年生の作品発表が規定数に満たないため落第、そしてそのままフェードアウト」
というシナリオが見えてきたため、ボツ作品でもいいから引っ張りだしてもらうことにする。
そこまでいうなら公開しますよ、と不本意を装いながら口元がゆるんでいるYがまず取り出した写真はこれ。
あんまんと肉まん
幼少時代のおやつの定番のひとつといえば、あんまん・肉まんですね。おやつだから、一度に食すのはあんまんか肉まんのどちらか1個。それを思い出しながら、「あんまん・肉まんをセットで食べる」行為をしてみたくなり、つくりました。ボツ理由は容姿を整えられず、どっちがあんまんでどっちが肉まんだかわからなくなってしまったからです。肉まんはひだをよせて包んだつもりだったのだけど。蒸してる間にひだが消えてしまいました。ホワーイ?
続いてはこちら、
シュウマイ
あ、もうすでに今年はシュウマイを発表ずみじゃないか、かぶってるなんて言わないでぇ!(発表したことを忘れていたらしい)
前回はこちらです↓
前回と違うのは皮です。
市販の黄色いワンタン皮を使いました。いやあ、手抜きって言わないでぇ!これには訳がありまして。(言い訳大臣にもどるY)
本場のシュウマイの皮が黄色いからです!
そして、皮をひとまわり小さくするために、1枚のワンタン皮を対角線で切って4等分し、2枚の三角形の底辺同士を合わせて小さい正方形に戻して、めん棒で伸ばしました。これで1枚のワンタン皮から2枚のシュウマイ皮のできあがり。皮も薄くなり、フィリングのバランスもばっちりでしたが、ボツにしました。理由は...肉とエビの量がまたもや足りず、玉ねぎでかさ増ししたため、玉ねぎシュウマイになってしまったからです……
毎回ちまちまと奮闘するのに結果を伴わないから、家でつくるのは割が合わない、とYが思うのもわかる気がするが、詰めが甘いともいえる。
次回がいつかは約束できないけどま、がんばります、との言葉を残し、Yは再びキッチンへ消えていった。
♪浮き粉がまだ残っています♪