夏天の虹 みをつくし料理帖/高田郁
<アマゾンより>
想いびとである小松原と添う道か
料理人として生きる道か…
澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。
「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や
料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。
天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には
決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。
そして澪は、自身の揺るがない決意を小松原に伝えることに―(第一話「冬の雲雀」)。
その他、表題作「夏天の虹」を含む全四篇。
大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、“悲涙”の第七弾。
いやいやいや。
切ない。実に切ない。
涙なしでは読めませんよ。
いいお話ばかりでした。
2012/023
