美里のふれあいホームに入所したSさんを訪ねた。

まわりは自然環境豊かだが、知り合いもいない施設での生活は辛いものがあるに違いない。

「嬉しい」と涙が止まらなかった。

男には日々やらなければならないことがある。

勿論女にもあるのだが、見舞い、墓参りなど江戸の男たちは忘れなかった。

令和でも伝統は守りたい。

鎌倉時代から利用されていた、中山道脇往還川越道へは花園インターから車で30分。

八高線は一時間に一本しか走ってないので、電車でも二時間はかかる。

つまりそう簡単に行ける場所ではない。

 

それに感染予防のため、十五分しか面会は出来ない。

一言「何を生きがいにしていいか?:と別れ際に一言もらした。

昔話をしたのだが、共通の思い出の人は一人は鬼籍に入り、一人はどこにいるのか不明だった。

もう夢の中にも出てこないという。

チャップリンの「スマイル」という歌を届けよう。

アメーばのユーチューブは未だにエラーだけど、グーグルで検索してもらおう。