新国立美術館
マティス展です
以前にもマティス展を見たのですが、今回はもう現地へ行くことはないであろう
ニースのロザリオ礼拝堂が来るので、ラッキーとばかり出かけました。
虫垂炎で入院した時に、母が持ってきた絵具で描いたことが
絵画の道に入るきっかけだったとか。
静物から始まって、色彩フォービズム、彫刻そして切り紙絵へと
創作過程がわかる展示でした。
ロザリオ礼拝堂を再現した展示です。
夜明けから日没までのステンドグラスの影が祭壇を回っていくのが
体感できます。
アル サクレとは聖なる芸術のこと。
マティスは晩年にこの境地に達したそうです。
この礼拝堂に入れば心が清められ、リラックスできるのです。