去年10月に掛川祭りに行った。掛川は先祖がいた場所かもしれない。
ねむの木美術館、吉行淳之介文学館、ギター演奏会といい思い出ばかりがある。
茶畑に祭り太鼓の届く街
その町が静岡と浜松の間にあることが帰りの新幹線で初めてわかった。
うかつだった。浜松には数少ない友人の一人がいて、人生の第四コーナーを
回ったので、会いたいと思っていたのだ。
お城はじめ、主な観光地は歩いたのだが、ランチでワインを飲みすぎて、
竹の丸の貴賓室で昼寝をしてしまい、龍尾神社に行きそびれてしまったことを
知らせると、二月の枝垂れ梅がいいと言う。
そこで、今日一緒に行くことになった。
先週の水曜日だったら、顎関節炎で口もきけない、食事も出来ない状態だったので
実現できなかったが、幸い日曜日から生野菜も食べられるようになり、おしゃべりもOKに
なったので、昨日切符の手配をし、決行のメールを送った。
二月だというのに、気温に20度という季節外れもあって、
雨も氷雨や冷雨ではなく、あたかも春雨のようで、梅見にはなんの問題もなく、
それどころか、まるで貸し切り状態で殿様気分で梅園を散策できた。
仙台四郎で商売繁盛を願う、新しいお店でのランチも美味しく楽しかった。
今日は完璧な一日でした。空は曇っても、心は晴れでした。
見上げても見下ろしてもよし枝垂れ梅
語り合う友春な忘れそ