発達障害グレーゾーンの僕が、苦しい胸の内を吐露する -2ページ目

自分の仕事は機械系の技術者で製品開発をしているのだが、1人でできるものではないために、周囲とのコミュニケーションが不可欠になっている。担当メンバーと上司に進捗状況を報告したり、何かやろうとすると仕事が増えるために反対する他部署の人を説得しなければならなかったり。とにかく自分にとっては人との関わりが多い。ASDの傾向があり、対面での人とのやり取りが上手くできない自分としては、毎日が不安と緊張でいっぱいで、ライフログから得られるストレス指数はいつも高い。

 

先日ダメだったのは、上司から受けた説明を自分の言葉で他部署の人に説明するというもの。

上司からの説明を聞いているときは理解できるんだけど、それをまた他の人に説明しようとすると言葉が出てこない。もちろんメモは取っているからそれを見ながら説明するのだが、自分にはメモのようなキーワードを見て思い出せることが明らかに少ない。だからメモをそのまま話すようなことになってしまうし、メモ以外のことは言えないから話がすぐに終わってしまう。その焦りで緊張して、冷や汗が脇と顔から噴き出てくるのはいつものことだ。

 

取るメモを増やすとかはやっているのだが、人が話すこと全てをメモすることはできない。では録音するのはどうか。それは実際にやってみると、家に帰ってから聞き返し、それをまた文字に起こすという作業が必要であり、どうせここまでの努力をしても…という自虐的な感情が出て悲しくなるために続けられない。人から聞いた話を短期的に記憶する、いわゆるワーキングメモリが自分には劣っているようだ。

 

覚えようと思って真剣に聞いた話であっても、頭の右から左に通過する感覚があり、聞いたばかりのことなのに全く思い出せないことがある。ワーキングメモリを鍛えるゲームをしたりしているが、あまり向上は感じられない。自分にはどうしようもないことであるのに、普通の人には努力不足だと思われることが悲しく、生まれつき悪いのか生まれた後の生き方が悪かったのか、自己否定が止まらない。

この1週間は2回頭痛に悩まされた。

1回目は月曜日。

月曜日は、土日に平日より長く寝ているせいか、頭痛が起きやすい。午後になって、またかきたかという感じで頭痛薬を服用。

2回目は金曜日。

こちらは、木曜・金曜になると早朝に目が覚めることが多くなり、睡眠不足によるもの。これまた午後になってから症状が辛くなってきて、冷や汗も出てきたから頭痛薬を服用。

 

小さな頭痛というか、階段を昇ったときとかに痛みを感じることはよく起こる。会社にいるとずっと緊張していて特に人と話し合ったりする時はなおさらで、さらに生き辛さによる憂鬱が襲ってきたりするもするから、頭痛の心配が無く頭がスッキリしていることなんて滅多にないほどだ。

土日は気にならないから、やっぱり会社にいることの影響なんだろう。

 

人との関わりが少ない仕事ができたらといつも思うし、工場のラインへの社内異動希望を出したこともあるんだけど、全然そうさせてもらえそうにない。もうこの先頑張っても昇給は難しいのであれば、今の仕事の苦しさを減らしたいのだが、発達障害傾向有りなんていうグレーゾーンは世の中に認められず、仕事ができなかったり人との関わりが上手くいかないのは、頑張り・経験が足りないとずっと思われている。

自分としてはもうどうしようもないという確信があるのだけど、それが普通の人には理解不能なんだろうな。

毎日頭を抱えて生きていくしか、今の自分には思いつかない。

この1週間の仕事は、打合せや報告が自分としては多く、ちょっと疲れた。

打合せでは、後輩と上司含め7人で業務進捗を共有。こういう時、次はどうするかを話し合いの中で決めていく。またそれを誰がやるか、暗黙の了解というか自分だけがその暗黙が分からないというか、曖昧であることが多い。つまり自分としては、で結局具体的には何をする?誰がやる?を最後にはっきりと誰かが宣言して欲しいわけで、今回はそれが自分としてはモヤモヤしたまま打合せを終えてしまった。

 

自分が率先してやればいいんだろうかと思いながらも、後輩は何とかやろうとしているのを見ると、これは後輩が率先してやるべきなんだというのが皆の認識なのか?と思ってしまい、あまり手出しできなかった。助けてあげたいのだけど、それを訊けば、”これはあなたが率先してやることなのに!”と後輩から思われるかもしれないと考え、訊けない。結果、その後輩だけが遅くまで残業して”俺ばっかり!”とキレていたという話を翌日に聞き、その後輩は休んでしまった。

 

自分が後輩を無視して率先してやるべきだったのか、今となっては分からないが、恐らくキレてしまったのは自分のせいだと思うし、他にも後輩に不快な思いをさせたり不信感を抱かせたりしているのを感じる。

 

具体的に何をする?誰がやる?を自分が打合せの最後に訊けばいいのかもしれないが、そもそも人のやり取りを聞いて理解することにかなりの集中力を要し、精神的に疲れている中で発言できる程の気が向かないし、訊いても”それを今話し合ったじゃないか!”と皆から思われるのが嫌で訊けない。

今までその何となくの理解でも何とかなる場合もあったから、そのままにしてしまう事が多かった。さらに担当者は自分だけだったので、誰がやるかは明らかだった。

今のように担当者が自分以外にもいる場合、上手く立ち回ることができない。上司からはコミュニケーションが取れてないとか、足並みが揃ってないとか言われるけれど、コミュニケーションがうまくできない自分としては、どうにもできない。

 

誰かと組んでやらずに自分だけでやるにしても、高負荷になったときにすぐできなくなるから、それもまた容易ではない。自分みたいな者が組織のお荷物なんだろうとつくづく思う。

先週の仕事は割と平穏だった。打合せが少なかったから。

とはいうものの、上司とマンツーマンで話す機会はあり、業務の進捗について訊かれた。

 

自分「○○を試作してみました」

上司「なぜそれをやっているの?」

自分「・・・・・(説明)・・・・・」

上司「なぜそれがいいのか(試作したのか)分からない。CAE解析で効果をみてみたら?依頼書は今日作成!」

自分「わかりました」

 

一見普通のやり取りに見えるのだが、自分としては効果を見るために試作したのであり、それを伝えられないというか、ストレートにそう言えばいいものを言えなかったことと、自分のやった事が否定されたみたいで悲しかった。

 

いつもそうであるが、会話が終わった後になって、あれを言うべきだったと思うことが多い。誰かが自分に質問したとき、自分が答えられない代わりに別の人が答えるのを聞いて、それなら自分も答えられたと思うこともしばしば。

 

言うべき時に言うべき事を言えない、思いつかない。

 

これがどれだけ自分を苦しめているか。当然普通の人からしたら「???」だろう。

質問されたらそれに関わる自分の持ってる知識が思いつくだろうし、その中で何を言えばいいのか反射的に答えられると思う。

しかし自分は違う。

知識があってもそれを必要な時に取り出せない、思いつけない。

だからいつも質問に答えられない=分かってない奴とみなされ、自分の評価は低空飛行。

 

もう10数年働いているのに、いつまで経っても進歩しない。入社2年目の人が反射的にちゃんと答えているのを見て、あぁやっぱり自分は変なんだといつも思う。

 

対処のしようがない。

年に3回、上司との苦痛な面談。そのうちの1回がやってきた。

年度末の振り返り。様々な項目に対し、○やら△やら5段階評価を付けて、年始に書いた目標に対しての結果と反省、今後について記入する。

当然今年度は半年ぐらい休んでいたし、特に成果もあげてないし、どーせどんな自己評価を付けても悪い評価が下るのは分かっていたから、自己評価は最低ライン。ところが面談では、これはできたんじゃないかとか言って、△のところを○に変えさせようとしてくる。何を付けても最低評価になるのは既定路線なんだから、このままでいいではないか。この人は一体俺をどうしたいというのだ。

自分と同じ評価の人達を見渡せば、きっと10歳ぐらい年下の人達ばからだから流石に同情しているかもしれない。哀れだと思っているのだろう。その反面、できないのだから辞めればいいのにとも思っていることだろう。

 

その通り、辞めてしまえばいいのだ。次にどうする?バイトしながら義父母からの非難に遭いながら、それでも妻を1人にはできないと、どん底のメンタルで生き続けるか、妻には申し訳ないが人生を終わらせるか。

今の仕事を辞めても気持ちが楽になることはない。能力ないから同等の給料を貰えそうなところにも転職できないし、自分の苦手な、人との関わりが少なそうな例えば、運送業だとか工場のラインとか思いつくところはブラックかもしれないし、人間関係も酷いかもしれない。

 

最初の仕事選びが間違っていたのか?努力が足りなかったのか?奇跡的に結婚できたことが間違いだったのか?

いつも思うのは、生まれてきたくなかったということ。他の両親のもとで生まれて、グレーゾーンなんていうこんな認められないけど普通じゃない特性なんか持たない、普通の人に生まれたかったということ。

この先何をしても、辛い・苦しい人生であることは変わらない。生きたいけど生きられない人の身代わりになってあげたいけど、そんな機会は、ない。