自分の仕事は機械系の技術者で製品開発をしているのだが、1人でできるものではないために、周囲とのコミュニケーションが不可欠になっている。担当メンバーと上司に進捗状況を報告したり、何かやろうとすると仕事が増えるために反対する他部署の人を説得しなければならなかったり。とにかく自分にとっては人との関わりが多い。ASDの傾向があり、対面での人とのやり取りが上手くできない自分としては、毎日が不安と緊張でいっぱいで、ライフログから得られるストレス指数はいつも高い。
先日ダメだったのは、上司から受けた説明を自分の言葉で他部署の人に説明するというもの。
上司からの説明を聞いているときは理解できるんだけど、それをまた他の人に説明しようとすると言葉が出てこない。もちろんメモは取っているからそれを見ながら説明するのだが、自分にはメモのようなキーワードを見て思い出せることが明らかに少ない。だからメモをそのまま話すようなことになってしまうし、メモ以外のことは言えないから話がすぐに終わってしまう。その焦りで緊張して、冷や汗が脇と顔から噴き出てくるのはいつものことだ。
取るメモを増やすとかはやっているのだが、人が話すこと全てをメモすることはできない。では録音するのはどうか。それは実際にやってみると、家に帰ってから聞き返し、それをまた文字に起こすという作業が必要であり、どうせここまでの努力をしても…という自虐的な感情が出て悲しくなるために続けられない。人から聞いた話を短期的に記憶する、いわゆるワーキングメモリが自分には劣っているようだ。
覚えようと思って真剣に聞いた話であっても、頭の右から左に通過する感覚があり、聞いたばかりのことなのに全く思い出せないことがある。ワーキングメモリを鍛えるゲームをしたりしているが、あまり向上は感じられない。自分にはどうしようもないことであるのに、普通の人には努力不足だと思われることが悲しく、生まれつき悪いのか生まれた後の生き方が悪かったのか、自己否定が止まらない。