29回全国都道府県対抗男子駅伝

 

昨年に続き開催された本大会。

今年も広島から全7区間48kmのレースが幕を開ける!!

沿道での応援も昨年に続き、解禁されました。

今年は長野の3連覇か、

ライバル勢が強さを見せ付けるのか!!

 

序盤の1区、入りの1kmが昨年と全く同じ2分44秒で展開。

長崎の川原選手と岐阜の安島選手が

積極って気に先頭を引っ張る。

中盤手前で、川原選手がペースアップし、

京都と神奈川がそれに反応するが、

集団からばらけ始める。

5.3km付近で、川原選手が再びスパートをかけ、

そのまま逃げ切りの形で、見事区間賞を獲得!!!!!

しかも、昨年の冬のソn……じゃなかった

長嶋選手の記録を更新する圧巻の走りとなった!!

 

中学生区間の2区に入り、

2km手前でトップの長崎を兵庫、埼玉、岐阜が追い付く。

この区間でトップが入れ替わり、兵庫が先頭を走る。

その後方では、和歌山の田中選手が

15人抜きの驚異的な快走を見せ、

8分20秒の大記録で襷リレー!!

 

大学・社会人区間の3区、

各チームはここで主力の選手を起用。

ほぼ同時に襷を受け取った埼玉の久保田選手、

長崎の林田選手、兵庫の坂東選手が集団でレースを進める。

しかし、坂東選手が前を行くライバル勢に追い付けず。

後方では、大阪の葛西選手が7人抜きの快走で、

順位を大きく引き上げる!!

埼玉が逃げ切って襷リレー!!

 

中盤戦の4区、トップを走っていた埼玉だったが、

残り800m付近で長野の永原選手が埼玉を捕らえ、

一気に加速!!!!!

この区間で流れが大きく変わり、

永原選手の実力が予想通り発揮される事に!!

埼玉は長野に10秒差にまで広げられ、

この区間以降で、長野が快進撃を見せる!!!!!

 

最も長い高校生区間の5区、

長野の山口選手が後続との差を広げ始める。

一方で、千葉の鈴木選手が加速し、

一気に2位にまで浮上!!

しかし、長野のトップはここでも変わらず。

 

中学生区間の6区、トップを行く長野が快調に走る。

2位との差はこの時点で48秒。

まるで昨年の展開をなぞるような光景だ。

 

アンカー区間の最長7区、

長野はアンカーに駒澤大主将の鈴木選手を起用!!

昨年のアンカーである上野選手同様、

安定の走りでトップを死守!!

このペースで走れば、区間新に届く勢いの鈴木選手。

2位以下のライバル勢は、

更に長野との差を広げられてしまう。

長野が強過ぎるのか、鈴木選手はそのままの勢いで、

まるで箱根駅伝の鬱憤を晴らすかのような、

爽快な走りで堂々の区間新&優勝!!!!!

見事、3連覇を達成した長野だが、

大会新記録である2時間17分00秒も素晴らしい!!!!!

 

大会を総括すると、優勝の長野も見事だったが、

3区で区間新を叩き出した葛西選手、

実はこの区間の区間記録は、

19年前の大森選手から一度も出ていなかった為、

改めて今大会でのレベルの高さが、垣間見えた気がした。

昨年にも〆たが、本当に長野をぶっ倒す猛者が現れるのか。

 

2024/01/21 まある