【朝鮮「コンス」】
 このお辞儀は朝鮮「コンス」と言って、もともとお辞儀の作法のなかった朝鮮半島を日本が統治したときに、彼の国で「日本の最も正しく美しいお辞儀の作法」として「間違って」広まったものです。

 日本では檜扇(ひおうぎ)や笏(しゃく)などを手にして、両手をお腹の前で合わせるときも、肘は張らずに控えめな姿勢を取ります。(通常の立礼では手は体側か膝)
 
ところがそれだと、朝鮮半島のチマチョゴリを着たとき、巻きスカートであるチマ(裳)が、腕の両脇から前に垂れてしまって見苦しいために、このように両肘を張る無理な姿勢になっています。

 もっともそういう、西洋式ドレスのように横に広々と広がるチマを着るのは、キーセン(妓生)くらいなもので、一般のチマチョゴリは、せいぜいふわっとしたワンピース程度にしか横に広がっていません。

 ですので昔はこのお辞儀をするのは、朝鮮人経営の舞踊飲み屋のキーセン(妓生)の専売特許でした。キーセンというのは、もともとは朝鮮の売春婦のことです。

 つまり朝鮮売春婦独特のお辞儀の仕方であったものを、日本人女性たちに「正しい礼法」と嘘を教えて、日本人女性をまるで売春婦同然に見立てて悦に入っている低次元な仕掛け人がどっかにいて、多くの日本人が、それに嵌められ、気がつけば自然体で美しい日本式礼法が、消え去ろうとしているわけです。これを仕掛けた人の、とてつもない底意地の悪さを感じます。
 
コンスに関連して、立礼で両肘を張る姿勢について、どっかのサイトで、「日本の貴族やご皇族の方がこの姿勢をとっているから正しい姿勢だ」と書いていた方がいましたが、

まず、貴族の場合、衣冠束帯や十二単を着て、男なら手に「笏(しゃく)」、女性なら「檜扇」を手にした姿の場合、立礼に際して、肘は曲げて、両手はお腹の前に来ます。

手にモノを持っているのですから、あたりまえです。ただし、この場合も、両肘は張らずに、体側にきちんと付けます。我を張ることは、古来からよろしくないとされたのです。
 
さらにもうひとつ、ご皇族の方の場合、両手を腹に置いて肘を張る姿勢は「有り」です。なぜなら、ご皇族の場合、横に並ぶ者がいないからです。民や臣と、ご皇族では、身分も立場も違います。

郡臣百卿は、両脇に座る人への遠慮をしなければなりませんが、ご皇族の場合は、その遠慮は不要です。あたりまえのことです。ご皇族と並び立って礼を取れる人など、この世に存在しないからです。

それと同じポーズを、一民間人が真似る事自体がご不敬です。
 
また、私のコンスの記事のあと、どこかのサイトで皇后陛下が、肘を曲げて両手をお腹の前で合わせているからコンスは正しい姿勢だと書いている馬鹿者がいましたが、その写真は皇后陛下が戦没者への祈りを捧げているときの姿でした。

祈りを捧げるときの姿勢は、単なる立礼とは違うのです。あたりまえのことです。それに天皇皇后両陛下のお姿を、民間人が真似る事もご不敬です。

コンスは、日朝交流が始まってから、朝鮮人の娼婦(キーセン)が客に支那風の異国情緒あふれた踊りを踊るサービスを提供するようになったときのお辞儀として広く普及したものです。キーセンが彼女らの民族衣装を最もひきたたせる作法を、後から編み出したわけです。

客が日本人ですから、日本風のお辞儀に似るのはあたりまえで、舞は異国情緒を出すために京劇のような踊りを、朝鮮式のチマチョゴリで舞ったわけです。これは美しく語れば文化創造だし、彼らがそれを「良い作法、女性を魅力的に見せる作法」と思ったとしても、これは当然のことです。
 
ただし、その作法なるものは、あくまでもチマチョゴリを着たキーセンを魅力的に見せるものであって、普通の日本人のあたりまえの作法とは全然異なります。何も日本人が、朝鮮人売春婦のキーセンの礼儀を「学ぶ」必要もないと思います。

以上「ねずさんのひとり言」より

続いて「頂門の一針 6890号」より転載します。            

【靖國落書き事件】          高須克弥

☆「靖国落書き事件」高須院長独占告白 対中弱腰や「反日」教育に”怒り”犯人確保に懸賞金の真意「一罰百戒…記憶に刻み付ける」

靖国神社(東京都千代田区)の石柱に落書きが見つかった事件で、石柱へ放尿するしぐさをし、赤いスプレーで落書きをする様子を撮影した動画をネット上に投稿した疑いのある中国籍の男が、すでに日本から出国していたことが分かった。男は出国直前に落書きをしており、警視庁公安部は計画的な犯行とみて捜査している。「許せない。日本がなめられている」と憤るのは、高須クリニックの高須克弥院長(79)だ。犯人の確保に1000万円の賞金を出すと表明した高須氏は夕刊フジの取材に、岸田文雄政権の弱腰な対中姿勢についても批判した。

[「本来は自衛隊が守るべき場所」]

 捜査関係者によると、男は5月31日午後9時55分から同10時までの間に落書きをしたとみられ、その直後の6月1日未明の便で出国した。男は中国・上海在住とみられている。赤いスプレーで英語で「Toilet」と書く様子は、中国の動画投稿アプリ「小紅書(レッド)」に投稿された。撮影役も一緒に出国したことが確認された。

 同神社のこま犬には中国語で「世界人民は団結しよう」「ただしおまえらは含まない」という趣旨の張り紙も見つかった。

 高須氏は「中国でものすごい反日教育が行われてきた結果だ。靖国神社をまるで原爆を製造した施設でもあるかのように教えてきた」と感情を抑えながらそう口にした。

 高須氏は2日、自身のXに「魂が汚辱された」とつづり、男の身柄を確保すれば、それが外国であっても「賞金1000万円」を渡すと宣言した。その後、ネット上には犯人とみられる男に関する情報が続々と寄せられた。

 中国外務省の毛寧副報道局長は3日の記者会見で「外国で現地の法律・法規を順守し、理性的に(自分の考えを)訴えるよう改めて国民に促したい」と語った。だが、「靖国神社は日本の軍国主義による侵略戦争発動の象徴だ」と、男の行動を正当化するかのような発言をした。

 過去にも繰り返し反日活動家の標的となってきた靖国神社だが、防ぐ方法は「簡単だ」と高須氏は言い切る。
[「現行犯なら民間人であっても私人逮捕すべき行為」]

 「一罰百戒で、宗教施設でこういうことをしたらこういう目に遭うのだということを記憶に刻み付けてやればいい。もしイスラム圏のモスクでその場を辱める行為を行ったら、ただでは出て来られないだろう。米国のアーリントン国立墓地だって米軍の衛兵が交代で守っている。靖国神社も本来は自衛隊が守るべき場所だ。今回のような現行犯を目撃したら、民間人であっても身をていして私人逮捕すべき行為だ」

 岸田文雄政権下では、昨年7月に沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国が設置した海洋ブイが発見されたあとも、中国側は日本の「即時撤去」要請に応じないままだ。

 先月26日に韓国で行われた李強首相との日中首脳会談でも、李氏は東京電力福島第1原発で海洋放出された処理水を「核汚染水」と呼んだ。

 「処理水のことなどはゆすりたかりの”因縁”を付けられているということだ。日本は軍事的なバックがないから強気に出られないと、米国の属国扱いされている。ブイの問題だって日本の役人はもめごとを起こしたくないし、政治家も票を失うことはやりたくないのだろう。日本のシステムそのものが腐っている」

 先月20日には、中国の呉江浩駐日大使が、日本が「台湾独立」に加担すれば「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」と恫喝(どうかつ)した。

 「日本をなめ切っているんだね。いまの米国の大使だって似たり寄ったりだけどね。普通の大使は日本に来たら、もう少し日本の国民に気を使うんだけど、米国も中国も『上から目線』だ」
「今の日本は一度焼き畑をすれば芽が自然に元気よく出てくる」

 ”弱腰”と批判される岸田首相への評価も冷めきっている。「政界に人材がいないからね。都知事選だって人がいないでしょ。一番無難な人で残っていたのが岸田さん。やりたいこともなく政治家を続けたいだけに見える。ロシア革命やフランス革命でもそうだったけれど、国がつぶれる前に出てくるような、凡庸なだけの政治家」と切り捨てた。

 だが、日本の未来は全く悲観していないという。

 「夕刊フジだから何でも言うけれど、いまの日本は傀儡(かいらい)国家で、米国には逆らえない。でも米国も凋落(ちょうらく)していまや日本の経済や軍事力を当てにするようになっている。国民は『日本が独立していない、主権のない国だ』ということに気が付き始め、目覚めつつある。いまの日本はコケや雑木がはびこってしまった山みたいなもの。でも一度焼き畑をすれば日本に古来ある植物の芽が自然に元気よく出てくると思う。植民地から独立した国は強いよ。生きている間にそれを見たいね」

☆☆☆☆☆☆     松本市 久保田 康文  夕刊フジ令和6年6月4日号採録