【原電「安全神話」を作りあげた朝日の責任】
今は昔、米国にはセスナ、パイパー、ビーチクラフトなど小型機メーカーが29社もあったが、80年代に消滅した。製造物責任法(PL法)の訴訟ラッシュのせいだ。

例えば、安全性を高める為にハーネス式シートベルトを装着すると、ハーネス式が安全と謂うなら旧モデルは安全に問題があった筈だと因縁をつけて二百五十万ドルをせしめた。年間賠償額は二億ドルを超え米小型機業界は事実上消滅した。

是と同じことが東電福島でも起きた。因縁を付けたのは朝日新聞で、原電は絶対安全なのか、と書き立てる。

ここの原電は、日本の車にアエコンが付いてゐない時代に、米国では二流メーカーのGEが造ったものだ。問題続きのダメ原電は日本の技術で良くなった。

それでも「変電所でボヤ」が在れば、朝日が大騒ぎして「原子力発電の安全性に懸念」とやる。

地元は不安を表明し東電は幾ばくかの寄付金を出すのが定例化した。地元の大熊町は税収が二千万円から二十億円に増えた。

福島県知事も「懸念」を示し、過去二百億円も東電から寄付を取る。前知事の佐藤栄佐久は娘も東電に入社させた。

地元の商売人も知事を見習い鉛筆から机まで独占納入させ、濡れ手に粟の大儲けした。

米国でスリーマイル島事故があった時、東電は万一の空焚きを想定し、ベントを取り付け、より安全にする。このベントが大震災の大津波被害を最小に抑えた。

しかし朝日は「不安全だから改良した」と米国の弁護士と同じ因縁をつけた。地元が待ってましたと「懸念」を表明し、東電からまたカネをせびった。

通産省原電事故を想定した遠隔操作無人ロボに開発に予算を付けたが、東電以下各電力会社は見送る。

朝日が「原電が事故を想定している」「安全と謂ったのは嘘か」と騒ぐのが目に見えるからだ。

安全神話は電力会社が謂ったのではない。朝日が因縁づけの為に創り出した造語なのだ。

セスナはハイエナ弁護士に潰され、原電は朝日新聞に潰された、と為らないように日本人はたかり根性を捨てよう。朝日もやめよう。

以上「白い人が仕掛けた黒い罠」高山正之著より

続いて「頂門の一針 6804号」より転載します。

【小池百合子都知事との戦い】
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【有本香の以読制毒】日本保守党初陣、東京15区を選んだ5つの理由 われわれは「小池百合子都知事との戦い」を望んでいる 飯山陽氏を擁立 

 夕刊フジでも報じていた通り、日本保守党(以下、保守党)は5日、衆院東京15区(江東区)の補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)の公認候補予定者(党支部長)を発表した。博士号を持つイスラム思想研究者で、ベストセラー著述家、人気ユーチューバーでもある飯山陽(いいやま・あかり)氏だ。

 飯山さんの学識・見識の高さ、クリーンさを今さら説明する必要はなかろう。ただ、彼女の強みがそれだけではないことは強調しておきたい。主婦であり母親であり、しかも治安や衛生状態の良くない国で子育てをした経験は他の人が持ち得ないものだ。

 その経験のためか、5日の発表後すぐに街へ出て辻立ち演説して回っている飯山さんの言葉には独特の説得力がある。

 「お子さんを連れて夕飯の買い物をしているそこのお父さん、お疲れさまです。小さいお子さんを連れての買い物は大変ですよね」などと通行人に声をかけ、こう続ける。

 「子育てにはお金がかかる。なのに給料は上がらない。でも税金や社会保障の負担は上がる。物価も上がる。どうすりゃいいの。でも、こんな私たちの気持ちは政治家には分かんないんですよ」

 「飯山博士」ではなく、「主婦・飯山あかり」の肉声が街行く人々を振り返らせる。彼女の演説のうまさは、保守党の特別顧問で元仙台市長の梅原克彦さんも認めている。

 身内を褒めるのはこのぐらいにして、そもそも、なぜ保守党が初陣を東京15区に定めたかを語ろう。

 新規参入の政治団体にとって、衆院の小選挙区を戦って勝つことは至難の業だ。「なのになぜ?」とよく聞かれるが、答えは主に5点ある。

 第1は、百田尚樹(ベストセラー作家)、河村たかし(名古屋市長)両代表がともに「勝負師」だからである。「地盤もカネもないが、とにかく一丁やろうやないか」と最初から2人の意見は一致していた。「われわれは評論家の集団じゃないんだから」と。

 第2は、東京15区がまさに「政治腐敗の象徴」のような状況になっていたからだ。同区では、自民党衆院議員が2代続けて「政治とカネ」の問題で逮捕・起訴された。これを座視しては、「政治の家業化をやめよう」を公約に掲げる団体としての名が泣く。

 第3の理由は、政治腐敗に揺れてはいるものの、江東区は「非常に魅力的な地域」であるという点だ。

 第4の理由は、東京には無党派層が多く、われわれの党員も比較的多いこと。既存政党の組織がガッチリ票を押さえている地方では、私たちの勝ち目は皆無である。

 そして、第5の理由は、ここで初めて明かすが、「小池百合子都知事との戦い」をわれわれが望んでいることだ。これには少々説明がいる。

 現在、小池氏には2つの選択肢がある。

 1つは、7月7日投開票の都知事選で3選を目指す道。もう1つが、かねてから取り沙汰されている東京15区補選へのくら替え出馬である。

 メディアの報じ方を含め、東京15区が「小池氏の出世の踏み台」のように扱われることは噴飯ものだ。加えて8年前、江東区・豊洲をさんざん風評被害にさらした本人が一体どんな顔をして「江東区の代議士」を目指すというのか。

 いずれもひどい話だが、こういう「小池政治」は現代の政界の一つの象徴といえる。これを何とか止めたい。

 そのために、私たちは「4月の衆院補選」と「7月7日の戦い」を併せた、二段構えでのロードマップを考えてはいる。

 とはいえ、勝算があるわけではない。相手は巨象、私たちは「蟷螂の斧」だ。「Go for broke(当たって砕けろ)の精神」と言ったら嘲笑われるだろうが、それでも意志なきところに道はない。

 かつて、石原慎太郎元都知事は「東京から日本を変える」と言った。

 私たちにまだその力はないが、「日本を豊かに、強く」するためにも、首都・東京で死闘を演じて、必ずや爪痕を残したい─。

 東京15区から始まる日本保守党の新たな挑戦のストーリーに、ぜひともご注目いただきたい。

■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。

☆☆☆☆☆☆  松本市 久保田 康文   夕刊フジ令和6年3月8日号採録