【まだあの国と関わりますか】
ソ連に憧れた演出家の杉本良吉と女優の岡田嘉子が北樺太との国境線を超えた。二人はスパイ容疑ですぐに捕まる。
岡田は拷問されると「はいスパイです」と素直に応じ、杉本についても「はいスパイです」と認めた。

一面識もないロシア人演出家メイエルホリドもスパイだと言う。彼女の自白で杉本もメイエルホリドも拷問の末に銃殺された。彼女は10年の刑で女日照りの刑務所をたらい周りにされた。

岡田は帰国を果たしたが、この地に安楽に暮らす資格はないと思ったのか、嫌な思い出しかないソ連に帰っていく。潔かった。

シナ人は狡い。毛沢東は日本軍から押収した催涙弾を使い切れなかった。そこで「日本軍が遺棄した」事にして、日本政府に処理費1兆円を出させた。

そんな汚い金にフジタが飛びつく、4人の社員が遺棄処理地の視察に訪れるとスパイ容疑で拘束された。この直前に尖閣諸島でシナの漁船が日本の巡視船に体当たりして船長が捕まっている。

フジタの社員はこの報復である。船長は19日間交流されたが、フジタの社員もきっちり19日後に解放された。こういう報復をまるで膝蓋腱反射みたくやるのがシナである。

当時の日本大使はシナかぶれの丹羽宇一郎伊藤忠会長である。尖閣を断固譲らない祖國日本を「おちんちん丸出しで騒ぐガキ」と口を極めて非難している。

伊藤忠は落ち目の中国中信集団に6000億円を投資したが未曾有の赤字を出した。途端にシナは同社の男性社員を拘束した。

伊藤忠が投資の残り分を引き上げようとしたら、社員に死刑判決を下して思い止まらせる積りのようだった。共産主義国が碌でもない事は岡田嘉子が人生をかけて証明している。

それでも未だあの国に夢を託す企業が居る。社員も犠牲者のように見えるが、そんな会社に喜んで入り嬉々として漢語を学ぶ社員にも十分責任があるだろう。

以上「中国への断行宣言」高山正之著より

続いて「頂門の一針 6766号」より転載します。

【ディープステート解体】
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トランプが再び米大統領になると何が起こるのか。ディープステート解体とホワイトハウス独裁制が生み出す混沌世界=高島康司

もしトランプが再び大統領になった場合、どのような政権で、何が起こるのかを解説したい。共和党政権の政策方針である「プロジェクト2025」というプロジェクトが存在している。これは、アメリカの民主主義を根本的に変えて、ホワイトハウスの独裁制にするプランだ。(『 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 』高島康司)


※毎週土曜日or日曜日16:00からLIVE配信予定「私たちの未来がどうなるか考える!メルマガ内容の深堀りと視聴者からの質問に答えるQ&A」世界中から情報を収集、分析し、激変する私たちの未来を鋭く予測する『ヤスの備忘録』でおなじみ、ヤスこと高島康司さんのライブ配信が大人気。世界の未来を、政治経済の裏表だけでなく、歴史、予言、AI、陰謀、スピリチュアルなどあらゆる角度から見通します。視聴方法はこちらから。
トランプの当選で始まるホワイトハウス独裁制
トランプ政権が成立した場合に起こる、アメリカ政治の根本的な転換について解説したい。

おおかたの予想通り、ことし秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びの初戦、中西部アイオワ州の党員集会で、トランプ前大統領は51.0%を獲得し、ほかの候補者に大差をつけて勝利した。

トランプは、4つの刑事事件で起訴されているほか、立候補資格をめぐっても各地で訴えが起こされており、選挙戦と裁判が並行して行われる異例の展開となっている。だが今回の選挙は、事前の世論調査どおりの勢いを示した形になった。

共和党の候補者選びの第2戦となる東部ニューハンプシャー州の予備選挙は今月23日に行われることになっている。事前の世論調査では、全国平均でトランプの支持率は62%と圧倒的なので、トランプが共和党の統一候補となる可能性は非常に高い。

一方、コロラド州やメーン州の最高裁判所はトランプの大統領選挙への立候補を禁止する命令を出したが、連邦最高裁判所はこれを覆し、立候補を容認する可能性が大きいと見られている。

そして、バイデンとの選挙戦を制し、2025年にはトランプは大統領として再度返り咲く可能性が出て来た。

トランプが大統領に就任すると何が起こるのか?
このように、いまトランプ旋風が吹き始めている。先のアイオワ州の予備選挙は、それが始まったことを告げる最初の機会になった。

では、トランプが実際に大統領になるとどんな政権になるのだろうか?

2020年までのトランプ政権は、一国主義が基本方針であった。このため、移民の入国制限と不法移民の排除、同盟国への経済制裁、同盟国との関係の希薄化、そしてNATOのような国際機関からの脱退や関与縮小、地球温暖化防止に向けた政策の全面的な見直しなどが基本政策であった。


一方、アメリカの世界への関与を縮小させたため、海外で戦争を引き起こすことはなかった。トランプがまた大統領になると、バイデンの国際協調主義から、こうした一国主義の政策に戻る可能性が高い。日本の主要メディアを見ると、このような観測が一般的だ。

しかし、トランプが大統領になると、アメリカの民主主義のシステムを根本的に変更する変化があると見た方がよい。