◾️50年後にハウが語る『テイルズ』
2024年4月23日
By Graham Chalmers
(Harrogate Advertiser)🇬🇧
The Classic Tales of YES Tourと名付けられたこのセットリストは、1970年の『時間と言葉』から昨年リリースされ好評を博した『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』までのヴィンテージ・カットと新曲、そして記念すべき『海洋地形学の物語』50周年を祝う特別セクションを含む、イエスファンにはたまらない内容となっている。
「この素晴らしいイエスの名曲のセレクションと共に英国に戻ってくるのを楽しみにしているよ」
伝説のギタリストであり、ソングライターであり、ほぼ最後の男であるスティーヴ・ハウは、こう語っている。
1973年の初公開から50年以上経った今も、この冒険的な『海洋地形学の物語』には賛否両論がある。
この2枚組アルバムの評判は年月を経て復活したが、スティーヴ・ハウは今でも当時の気持ちを覚えている。
「リックがあの時『テイルズ』についてあんなことを言ったのはバカだった。リックがスタジオに出入りしている間に、私たちはスタジオで仕事をしたんだ。
今、誰がこのアルバムについて何を言おうと構わない。コンセプト・アルバムだ。長いし、とてもアバウトだ。当時も今も大好きだ。
良いとか悪いとか議論している暇はない」
6月のロイヤル・アルバート・ホールで幕を閉じるイギリス・ツアーでは、1970年にイエスとの関係が始まった77歳のスティーヴ・ハウと、1980年のドラマ時代のメンバーであるジェフ・ダウンズに加え、10年以上にわたってイエスのリード・ヴォーカリストを務めるジョン・デイヴィソン、オリジナル・ベーシストのクリス・スクワイアが選んだベースのビリー・シャーウッド、そして2022年にドラマーが他界する前にアラン・ホワイトと密接に仕事をしていたジェイ・シェレンが参加する。
「私たちはバンドとしてまだ新境地を開拓している。ロック・バンドであることを決して忘れないが、そのフォーマットに縛られる必要はない」
出典:
アウトテイクス