◾️2024年3月29日 At The Egg

ウェイクマン・ライヴ・イン・ザ・USA



2024年3月31日

By Dick Beach(Radioradiox)


グランピー・オールド・ロック・スター、ケープド・クルセイダーなど、最近では多くの呼び名で知られるリック・ウェイクマンは伝説的な存在だ。 

単に伝説というだけでなく、その仕事は正確で、繁栄し、ユニークで、非常によく知られている。 

我らが大胆不敵なリーダー、アートが最近の会話で指摘したように、「リック・ウェイクマンだからだ」。

プログレ・バンドの雄イエスのメンバーとして30年以上活動し、以下の作品でもよく知られている。

『ヘンリー8世の6人の妻』、映画『リストマニア』のサウンドトラック、『アーサー王と円卓の騎士たち』(彼によれば、この長いタイトルは、アルバムがビルボードにランクインした際に2つのボックスを獲得し、より注目を集めるためだった)などだ。


エッグでのアルバニー公演は、彼の短い最後のアメリカ・ソロ・ツアーの最終日である。彼は明日メキシコに向かう。

超満員のエッグは、意外にも私のような年配のファンと若いファンの両方が入り混じっていた。

75歳(5月18日、誕生日おめでとう!)を目前に控えたウェイクマンは、白いスニーカーにトレンチコート姿でステージに登場。 

これはファミリー・ショーなのだ。 彼はまた、Aゲームを持ってきた。


『ヘンリー8世』からの曲で幕を開けたが、彼の才能は単純に明らかなだけでなく、魅惑的である。 小さなデュアル・キーボードの電子装置とグランドピアノを交互に使い、彼のストーリーは楽しく、プレイは真剣そのものだった。

自身の作品に加え、デヴィッド・ボウイへのオマージュ(「スペース・オディティ」と「ライフ・オン・マーズ」のメドレー、そしてボウイへの尊敬の念を語る)、そしてビートルズの2曲(ジョン・レノンの「ヘルプ!」とサー・ポールの「エレノア・リグビー」)を演奏した。 

ウェイクマンが語るところによると、ジョンは「ヘルプ」をバラードとして書き、ビートルズのアップビートなバージョンにはあまり満足していなかった。 

それぞれテーマとして認識できるものだったが、リック・ウェイクマンならではのものだった。 

彼が説明したように、「ヘルプ」はクラシックの作曲家サン=サーンスのスタイルで、「エレノア・リグビー」はロシアの作曲家プロコフィエフのスタイルで作られた。 これにはブラス......うーん......キャスティングが必要だ。


リック・ウェイクマンのソロ・ライヴの特徴のひとつは、彼がバンドに在籍していた頃のイエスの曲を演奏することだ。 

新しい演奏方法を探していた彼は、(ストローブスの友人デイヴ・カズンズの意外な助力を得て)「イエス・ソナタ」を演奏するたびにトランジションが変化するイエスの緩やかなメドレーとして演奏している。 


曲と曲の間のブリッジは、その晩の彼の気分によって変わる。 なんて楽しいんだろう。

1時間半の間、私たちは素晴らしい語り口と見事なプレーを披露してくれた。 

アートは完全に正しかった。なぜかって? だってリック・ウェイクマンだもの。


出典:

https://radioradiox.com/2024/03/31/rick-wakeman-the-return-of-the-caped-crusader/


◼️英国と違ってソロ・ライヴだったようです。


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