Artist:Jon Anderson and The Warriors
Title:The Lost Demos EP
Year:2020
ジョン・アンダーソンの本を出した英国のDavid Watkinsonの尽力で2020年にヴァイナルでリリースされたザ・ウォーリアーズのデモEPを聴きました。
ザ・ウォーリアーズは、ジョンが兄のトニーと共に在籍していたアクリントンのビート・グループで、イアン・ウォレス(キング・クリムゾン)やデイヴィッド・フォスター(バジャー)、ブライアン・チャットン(フレイミング・ユース、ジャクソン・ハイツ)らが参加していました。
1965年のデモテープから2017年と2019年にリマスタリングされています。全部で7曲収録。
A Side
1.Too Much(Please Do’t Feel Too Bad)
2.Can’t Live it Down
3.Summer Girl(Poor Little Lonely)
A side personnel :
Jon Anderson, Tony Anderson, Rodney Hill, Mike Brereton, Dave Foster, Ian Wallace
AA side
1.The Doll House Is Empty
2.Run To Me
3.She’s Gone(instrumental)
4.She’s Gone(with vocals)
AA side personnel :
Jon Anderson, Brian Chatton, Rodney Hill, Dave Foster, Ian Wallace
A面にはトニーとジョンが、AA面にはトニー脱退後の音源なのか、ジョンのみが参加して歌っています。
トニーがいなくなったAA面では、ジョンの声がよく聞こえるかと思いましたが、両面ともジョンの特徴的な声はあまり聞こえません。
AA-3とAA-4の2曲は録音時期が違うのか、とてもサウンドが鮮明です。
ウォーリアーズを1965年11月に抜けたトニーは、その後別のバンドを経てスペインのビート・グループLos Bravosに参加しており、1970年にイエスの「ルッキング・アラウンド」を演奏している(リードヴォーカルもトニー)TV映像が残っています↓
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