市川哲史さんのプログレ本、待望の第三弾『もうすぐエピタフ どうしてプログレを好きになってしまったんだろう #9 第三印象』
<CLOSE TO THE EPITAPH>(長いw)
が出版されました。
Title:もうすぐエピタフ(以下略)
Author:市川哲史
Country:日本
Year:2024
Pages:480ページ(四六判)
Language:日本語
Publisher:
シンコーミュージック・エンタテインメント
昔から市川さんのファンです。来週旅立つので、道中にじっくり読もうと思います。
(以下シンコーミュージックのプレス・リリースより)
おなじみプログレ漫談本の第三弾!
『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう」(2016年)、『いとしの21馬鹿たち どうしてプログレを好きになってしまったんだろう第二番」(2020年)に続く、待望のシリーズ第三弾!
今回もキング・クリムゾンをはじめシルヴィアン&フリップ、ピンク・フロイド、ラッシュ、キャメルなどが登場。
おなじみロバート・フリップによる「こんにゃく問答」も健在!果たして楽団クリムゾンは大団円を迎えられたのか!? シルヴィアン&フリップの合体劇は本当に僥倖だったのか!?
「ボーナス・トラック」としてグリーンスレイド、フランドX、リック・ウェイクマン、サッド・カフェ、ニーナ・ハーゲンなども収録!!
[目次]
第1章
IN THE GOAL OF THE CRIMSON KING
ラスト・キング・クリムゾン
§ 1 まずは、さよならキング・クリムソン。
§ 2 渡辺明とロバート・フリップ 伊奈めぐみとトーヤ
第2章
SWEET DREAMS ARE MADE OF 80's
プログレとニュー・ウェイヴとニューロマと
§ 3 ジャコ・ジャクジクが<ポール・ヤング>に憧れた日
§ 4 <UDO MUSIC FESTIVAL>よ永遠に一こんなところにポーキュバイン・ツリー
第3章
21ST CENTURY SCHIZOID MEN IN JAPAN
「妄想」は荒野をめざす
§ 5 どうして日本人はキング・クリムゾンを唄いたがるのだろう ーマツコの知らないプログレ日本語カヴァーの世界 一
§ 6 いまさらの「キング・クリムゾン一至高の音字宙を求めて」読書感想文
第4章
FOR JUNIORS WHO GROW PROGRESSIVE IN THE NIGHT
夜ごとにプログレる次世代のために
§ 7 とあるキャメルの「不運」
§ 8 存在の耐えられ「る」軽さ:どうしてヒュー・サイムはラッシュやドリーム・シアターから重用されたのだろう
§ 9 私がピンク・フロイドである(パート3)
第5章
THE THIRTY-SECOND DAY
シン・シルヴィアン&フリップ
§ 10 シルヴィアン・カートゥル
§ 11 三十二回目の<ザ・ファースト・デイ>
もういくつ寝るとエピタフ
どうしてプログレを好きになってしまったんだろう(リプライズ)
ボーナス・トラック
§ 12 ライナーノーツは氷山の一角
(i)グリーンスレイド『ライヴ・マナーズ・ボックス 1973-2001』
(ii) ブランドX『ライヴボックス/オフィシャル・ブートレグ』
(ii) リック・ウェイクマン「真説・地底探検』~『ロックンロール・プロフェット』(メドレー)
(iv) ギラン『ライヴ・マジック/オフィシャル・ブートレグ』
(v) サッド・カフェ『悲しき酒場の唄」~「殺怒珈琲』~『虚飾の扉』~『ラ・ディダ』〜『ライヴ』〜『オーレ』(メドレー)+WAX「マグネチック・ヘヴン』〜『アメリカン・イングリッシュ』(アブリッジド)
§ 13 ニーナ・ハーゲンは歴代最強の<ジャーマン・プログレ>である。
§ 14 消えたVHS ー(たぶん)二度と陽の目を見ないピンク・フロイド
(著者プロフィール)
市川哲史 Tetsushi Ichikawa
1961年、岡山県生まれ。大学浪人中の1980年からずっと音楽評論家。長生きしたばっかりに音楽業界と出版業界の末路や、日本が誇る大衆エンタ<ジャニーズと宝塚>の断末魔の叫びに対峙することになるなんて 一 この世の終わりは始まったばかりなのだ。
『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう』『いとしの21馬鹿たち どうしてプログレを好きになってしまったんだろう第二番』『プログレ「箱男」』『どうしてヘヴィ・メタルを好きにならなかったんだろう』『X-PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME VISUAL SHOCK-』『BT8992』『ART OF LIFE』『BJC』『キリトの装音楽業界』『オレンジレンジのチーズ☆バター☆ジューシーメー』『私が「ヴィジュアル系」だった頃。』『さよなら「ヴィジュアル系」一 紅に染まったSLAVEたちに捧ぐ ー』『ウルトラ怪獣名鑑戯画報」『誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論」『すべての道はV系へ通ず(w/藤谷千明)」など著書多数。
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