■ 聴いてびっくり



ジェネシスのスタジオアルバムCD14タイトルがライノから年初にひっそりと?再発されました。

アナログLPは何度も再発されていますが、CDは10年ぶりの再発のようです。

新リマスターではなく前回の再発(2014年)と同じマスターだそうです。ボーナストラックはありません。

※調べたら元は2008年のリマスターのようです。


名盤『月影の騎士』(1973)を聴いて、愛聴してきた手元の旧企画盤(2005年リマスター)と比べてみました。


今回はスピーカーから鳴らします。

聴き比べる曲は大好きな名曲「Firth Of Fifth」です。さて2005年 → 2014年の約10年で進歩と違いはあるのか?


まずは聴きなれた2005年のリマスター盤を聴きました。

いや十分によい音です。

この曲の心地よいハケットのギターソロが大好きです。


次は今回の再発盤です。


出だしのピアノじゃよくわからないのですが、

おお、これは全然違います!

5:45過ぎのギターソロ・パートを音量を上げて聴くとよくわかります。

まずドラムのサウンドが違うのがすぐわかります。シンバルの音もくっきり聞こえます。

さらにベースも。タウラス(ベースペダル)の響きと迫力も全然違います。

そしてギターとキーボードの広がりが音の洪水を演出しています。

とても良いです👍

そしてちょっと驚きました。


ジェネシス詳しくないからよくわかりませんが、これマスタリングの違いだけではなくて、ミックスから弄っているのじゃないでしょうか?

詳しい方がいたら教えて下さい。


ハイレゾだのなんだのと奇をてらわなくてもやることあるんですねぇ。

10年遅れで知りましたが、良い仕事でした。💮

お持ちでないファンの方は全部買い替えたほうがよいですよ(笑)