クリスは他界、ケイは欠席で式典参加は6人でした。
2023年9月8日
By Corey Irwin(Ultimate Classic Rock)
イエスのギタリスト、スティーヴ・ハウは、ロックの殿堂入りを振り返り、バンド結成時のベーシストである故クリス・スクワイアはこの一夜に失望しただろうと述べた。
The Rock Podcast With Denny Somachに出演した際(6月18日)、ハウはこの経験を振り返った。
ギタリストは、スクワイアが「僕らが殿堂入りしたことに感激しただろう」と認めたものの、それでもベーシストは、イエスの一員だったすべてのミュージシャンがこの栄誉に含まれなかったことに「失望しただろう」と付け加えた。
「彼の目標は、私たちが望んでいたことと同じだった。イエス・メンバーのあらゆる要素が表現されることをね」とハウは説明した。
「でも、そんなことができるわけがないと言ったのは、私が初めてではないだろう。なぜなら、彼らのモデルであるロックの殿堂の評判は、彼らがそのショーのために何をデザインするかで決まるからだ。そして、もし彼らが誰かを入れたいのであれば、ぜひ彼らを入れてほしいんだ」
ハウは、ホールを運営する人々への賞賛を表明したが、どのバンドメンバーが殿堂入りするかについては、ほとんど自由裁量がないことを示唆した。
彼らは、「まあ、これが我々の見方だ」と説得力のある言い方をする。
2017年のイエスのロックの殿堂入りで、ハウはトレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイト、そして10年以上バンドで歌っていなかったジョン・アンダーソンとともに演奏した。ラッシュのゲディ・リーは、2015年に亡くなったスクワイアの代役を務めた。
ハウは演奏を楽しんだが、それ以外の時間は試行錯誤だったという。
「かなり難しかった。そうである必要はなかった。でも、演奏が終わった後も、もっと難しくなっていった。演奏が終われば、それで終わりなんだ。よし、白紙だ。前に進もう。しかし、もちろん、私たちはたくさんのインタビューに巻き込まれ、そのインタビューの中で、互いに一貫性のない、クレイジーな瞬間が生まれた」
イエスには何人在籍したか?
50年以上にわたるキャリアの中で、イエスには数多くのメンバーがいる。
アンダーソン、スクワイア、ギタリストのピーター・バンクス、キーボーディストのトニー・ケイ、ドラマーのビル・ブルフォードはオリジナル・ラインナップを構成していた。ハウ、ウェイクマン、ホワイト、ラビン、トレヴァー・ホーンらは、様々な時期にイエスに参加した。
合計20人のミュージシャンが正式にバンドに参加し、さらに多くのミュージシャンがツアー・メンバーとして、あるいはARWのような分派グループに参加している。
ロックの殿堂入りを果たしたのは、ハウ、スクワイア、アンダーソン、ウェイクマン、ブルフォード、ホワイト、ラビン、ケイの8人だけだった。
出典:
https://ultimateclassicrock.com/steve-howe-chris-squire-yes-rock-hall/
■イエスの正式メンバーを数えてみました。
①クリス・スクワイア* 1968〜
②ジョン・アンダーソン* 1968〜
③ピーター・バンクス 1968〜
④トニー・ケイ* 1968〜
⑤ビル・ブルフォード* 1968〜
⑥スティーヴ・ハウ* 1970〜
⑦リック・ウェイクマン* 1971〜
⑧アラン・ホワイト* 1972〜
⑨パトリック・モラーツ 1974〜
⑩トレヴァー・ホーン 1980〜
⑪ジェフ・ダウンズ 1980〜
⑫トレヴァー・ラビン* 1983〜
⑬ビリー・シャーウッド 1997〜
⑭イゴール・コロシェフ 1999〜
⑮ベノア・デイヴィッド 2008〜
⑯オリヴァー・ウェイクマン 2008〜
⑰ジョン・デイヴィソン 2012〜
⑱ジェイ・シェレン 2023〜(2017年には正式メンバーではなかった)
*殿堂入りメンバー
一般的にはシェレンを入れても18人だと思うのですが、「20人」って誰を入れているんでしょうね?
あえて入れれば、極短期間(1968年9月〜11月)在籍したトニー・オライリーかな。
あと一人はだーれ?
「6人目の男」、エディ・オフォードだったりして(笑)
関連記事: