TFKのマイブームが継続中です。

TFK FCの方に教えていただいた「顔みたいなジャケのやつ」を聴いてみました。

THE FLOWER KINGSで来日したキーボーディストZACH KAMINSのプログレ・インスト・ユニット、AN ENDLESS SPORADICのアルバム「MAGIC MACHINE」(2016年)です。

メタリックでヘビーな曲あり、バイオリンの旋律が躍動する曲あり、全10曲の小気味よいインストアルバムです。
プログレなインストというユニークな秀作。


マイナー・リリースだけど趣味の良いアーティスティックなパッケージ・デザインだなと思いました。

クレジットを見たら、ZACH君はギター、ピアノ、シンセサイザー、オルガン、エレピ、パーカッション、バンジョー、チューバ、リコーダーと数多くの楽器を演奏してマルチな才能を披露しています。
さすがバークリー音楽院出身⁈
前にも書きましたが、特に彼のギターの腕前はたいしたものだと思います。
個人的にはオルガンの音もいいね👍です。

また作曲、編曲、オーケストレーション、プロデュース、エンジニア、ミキシングまで担当しており、ユニット名義ですが実質的には彼のソロアルバムですね。


ベースはTFKのJONAS REINGOLD。
ヨナスはTFKの時とは違ったタイトでヘビーなリフを聞かせてくれています。この人も芸達者ですね。
ドラマーは知らない人ですが、こちらも小気味良いプレイを聞かせてくれます。
メタルっぽい曲ではベースとドラムスがまるでDREAM THEATERのようなリズムを刻んでいます。でも決してメタルではありません。プログレです。

DTのJORDAN RUDESSとTFKのROINE がスペシャル・ゲストとして「ちょっとだけ」参加しています。
二人の演奏が聴けるパートがわざわざ時間表示で細かくクレジットされているのは初めて見ました。ZAC君の細かい性格が伺えます。
でもROINE STOLT のギターは一聴してわかりますけどね。


僕はこのアルバムの後半が気に入りました。
特にM7〜M10の流れが圧巻です♡

あとこのアルバムは低音が豊かなミックスになっています。
例えばM7の序盤にはウーハーがビリビリと振動して風圧が感じられるくらいの重低音が入っています!イヤホンではなくスピーカーでボリュームを可能なら目一杯上げて聴きたいアルバムだと思いました。
ミックス・エンジニアのZACH君イイね👍

ライブで聴いたら楽しいでしょうネ。
あ、でもギターとキーボードを一人で弾かなければいけないから無理か😅

このアルバムを聴いてみたら、ZACH君がやりたいのはTFKのキーボード専任ではないなと思いました。パーマネント・メンバーにはならないかもしれません・・・って不吉なことを書いてすいません🙏

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